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主婦向けCMに異変? 深田恭子に綾瀬はるか、独身の人気女優が続々“エプロン化”
なぜ深田や綾瀬が選ばれる? 独身ながら主婦向けのCMに出演
また、綾瀬はるかもキッコーマンのCMでキッチンに立ち、なかでも『マンジョウ本みりん』の「二世代本みりん」篇では嫁と姑の二役で料理に興じるエプロン姿を披露した。姑役の割烹着姿は凛とした昭和のお母さんっぽく、嫁役のエプロン姿も「こんな嫁がいたらなぁ…」と思わせる“感じの良さ”なのである。
かつては既婚女優の専売特許、上戸や佐々木希も結婚後に参入
上戸らと深田や綾瀬との決定的な違いは、既婚か未婚か。結婚後に家庭や妻のイメージが定着し、出演するCMの幅が広がることはよくある。しかし深田や綾瀬の場合は、並行して“働く女性”や年齢を感じさせない美しさをアピールするCMに出演しつつ、まるで主婦のようにキッチンや食卓に立って、自然にエプロン姿を披露しているのである。これまで既婚女優の出演が当たり前だったエプロンCMに、未婚の深田や綾瀬が出演できること自体に、彼女たちの持つポテンシャリティーの高さがうかがえるのだ。
主婦層からの好感度は絶対、一方で意外に少ない有名ママタレCM
しかし女優となると、同性であるがゆえにより目は厳しくなる。ただでさえ独身であり、主婦と“同じ立場”ではない深田や綾瀬。彼女たちがどれだけのハードルを乗り越えて、主婦向けCMに起用されたかが伺えるというものだ。女優として、タレントとして、相当の実力を認められたことにもなる。
この事例を見るとわかるとおり、主婦向けCMの出演者は、単に年齢や環境のみで選出されるものではないということだ。逆説的になるが、いわゆる“ママタレ”たちがどれだけ主婦として認知されていようとも、小倉優子を除けば意外なほどこれらCMに起用されていないことからも、証明されているように思える。
さらに、CMターゲットである主婦の隣にいるであろう夫をも考慮すれば、「妻+エプロン」という、男にとって“ド定番の憧れ”を理想的に演じてくれる女性がより望ましい。となれば、既婚ではなくても(むしろ未婚のほうがいい?)、それらの条件を満たす深田や綾瀬を起用するのも十分にうなずけることである。
まさに勝ち組女優の条件、石原さとみや新垣結衣もいずれエプロン化?
独身男女からの人気に加え、主婦(とその夫)からの支持の高さをも証明する“エプロンCM”。これらに出演することは、全方位で好感度の高い“勝ち組有名人”の証しであり、今後は女優としてのステータスにもなっていくのではないだろうか。