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ガンバレルーヤ 昨今の人気女芸人のブレイクとは逆行する“イモっぽさ”で飛躍
マツコも「一番かわいい」と絶賛 “ダサさ”で強烈なインパクトを残す
一方、視聴者のみならず、11月22日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、高級旅館の温泉レポートで素直に感動するふたりをマツコ・デラックスが「今、一番かわいい」と大絶賛。さらに『内村てらすseason2』(日本テレビ系)でも、ふたりのキャラはMCの内村光良に高く評価され、ガンバレルーヤも“東京のお父さん”と内村を慕っているのだ。
素朴な癒し系かと思いきや芸人らしい“毒”も持ち合わせる多様性
また、アイドルの追っかけという設定の彼女たちの代表的なネタ「わき毛生やしてみなさいよ!」は、コンサート会場付近で「チケットゆずってください」のプラカードを掲げるがそのわきの下は毛がボーボー、「だって、〇〇クン(アイドルの名前)もわき毛生やしているから!」…というもの。最後の決め台詞「本当に好きなら、わき毛生やしてみなさいよ!!」というセリフからは、彼女たちの“ブス”を逆手に取った開き直り、さらには“オンナ”を前面に出すことをあざ笑うかのような“毒”をも感じさせる。
“オンナをウリにする”今の女芸人に逆行する独自のスタイル貫く強さ
スレない純朴さや、徹底的に“ブスをウリにする”姿こそは女芸人の正統派スタイル・王道とも言えるが、衣裳やチークのピンク効果なのか、ふたりの“イモっぽさ”はブスキャラを超えたかわいらしさもあり、実は素朴さに隠れて垣間見える毒もある。“オンナをウリにする”今の女芸人たちの中、さらには様々な批判に対し過剰に反応してしまう現状でも、ガンバレルーヤは昔ながらの“ブスをウリにする”スタイルで芸人としての地位を確立していくかもしれない。