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市原隼人、『直虎』での“マッチョ美坊主”が話題 “傑山さま”ロス起こるか?

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 NHK総合 午後8時〜)で龍潭寺の僧侶・傑山(けつざん)役を演じている市原隼人。そんな彼に「あの逞しい腕をさらしてる坊さんがすき」「ガチムチイケメンする!!」など、ネットなどでその鍛え抜かれた肉体と麗しい容姿に熱い視線が注がれている。傑山は、出家した柴咲コウ演じる主人公・井伊直虎(幼名・おとわ)の兄弟子にあたり、武芸に秀でているためボディガードの役割も果たし、直虎を陰で支えるという重要な役どころ。かつての熱血青春派イケメンから変貌を遂げた“マッチョ美坊主”像で新たなファン層を獲得しているようだ。

かつては“熱血青春イケメン”の象徴 傑山役では“2.5次元”的な人気も派生

  • 『おんな城主 直虎』での傑山役を好演中の市原隼人(C)NHK

    『おんな城主 直虎』での傑山役を好演中の市原隼人(C)NHK

 市原隼人は現在30歳、映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)の初主演以降、俳優として順調にキャリアを積んできており、『ヤンキー母校に帰る』(TBS系/2003年)や『ROOKIES』(同/2008年)の安仁屋恵壹役、『猿ロック』(日本テレビ系/2009年)など、ちょっと不良だけど根は真っすぐな体育会系の熱いイケメンがハマり役となった。だが最近では、“演技派”の大人の俳優に路線変更しており、昨年に放送され話題を呼んだドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)では、主人公の人妻と不倫する役を演じ、今年1月放送のスペシャル版では、その人妻が離婚したのち結婚するも今度は妻に浮気される夫を好演した。市原本人にとっても「僕は昔から女性と一緒に遊ぶ機会がほとんどなく、話すことすら避けてきた人間でした(笑)。そんな人間がこのドラマをやることで、どう変わるのか、すごく興味があります」(2016年3月1日/ORICON NEWSより)と新境地だったことを明かしている。

 しかし同時に、2015年に発表された写真集『G 市原隼人』では、鍛えられた肉体を披露し、今回の傑山役でさらにマッチョになった肉体を披露して再注目。清々しい坊主頭も見事にハマって、「傑山が私の中の“武闘派僧侶(和風)”のイメージにドンピシャ過ぎてヤバい」「忍者みたいな存在の僧侶役をやってる市原隼人が、BLEACH(マンガ・アニメ)に出てきそう」など、今までにない “萌えコメント”が殺到し、いわば微妙な“2.5次元”的な人気まで博しているのである。

“戦う美マッチョ”路線で新たなファン層を獲得

 とは言え、リアルな日本史でも、戦国時代に“僧兵”という戦う僧侶がいたのもまた事実(比叡山延暦寺など)。今回の市原の役どころも歴史好きな日本人、とりわけ“レキジョ”にとっては、未開拓の“新ジャンル”が掘り起こされたと考えることもできるかもしれない。実際、「高橋一生目当てで見てる感じだったんだけど、市原隼人に心奪われてる」「今までは、華奢な感じだと思ってたけど、筋肉質で坊さんの恰好っていうのが凄く似合うっていう発見」などのコメントに見られるように、新たなファン層を獲得しているとも言えるのだ。

 また放送前より「イケメン大河」とも言われており、三浦春馬演じる井伊直親と高橋一生演じる小野政次に人気を二分するだろうという意見も多かった。しかし、放送開始後は「大河ドラマが始まる前は、直親派と政次派で真っ二つになると思っていた。まさかの傑山派まででてくるとは」との声もあがり、その人気の高さが伺える。

 「これから先、物語にどう絡んでくるんだろう…」といった期待値も高まっているだけに、本人の出演が終了したあかつきには“傑山さまロス”現象を起こしそうな勢いの市原隼人だが、中高年齢へ突入してもこのまま“戦う美マッチョ”路線を追求してほしいものである。

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