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第二の関根麻里になるか? “七光り”感じさせない岡田結実のポテンシャル

 お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の娘・岡田結実(ゆい)が、バラエティ番組で活躍を見せている。年齢はまだ16歳ながら、「顔が本当にかわいいし、頭の回転が速い」「お父さんよりトークが面白いんじゃないか」など、はっきりとした顔立ちとモデルをこなしてきたスタイルのよさ、天真爛漫な性格で各方面から絶賛されているのだ。なぜ、岡田結実はそこまで“かわいがられている”のだろうか?

父と同じ土俵“バラエティ”で活躍 飾らない姿が好感

 6月23日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、父のことを尋ねられると「家では暗いです。しゃべりもしないです」と暴露。また、小さい頃は「お父さんと結婚する」「小4ぐらいまでは毎日キスしていた」というが、先日に大ゲンカして仲直りした際、父に「チューは?」と催促されたが「嫌すぎてビンタしてやりました」と朗らかに答えていた。同じく娘を持つ松本人志が「悲しい〜悲しいよ〜」と悲哀の叫びを漏らしたほどである。

 さらに当初、岡田結実は岡田圭右の娘であることを隠していたのに、ある番組の放送で「お前、岡田の娘なんやろ」と浜田雅功に暴露された過去を告白。そのことを父に報告すると「カットしてもらいたいけど…芸能界のドンだから、言ったらオレが潰されるからやめとけ」と、“すべり王”岡田圭右の苦悩に満ちた素顔を公開して、笑いを取ったのだ。

 「もうすでにダウンタウンさんなど大御所芸人たちにかわいがられているし、大物に話を振られてもすぐに面白く切り返す能力は、とても16歳とは思えないほどです。ルックスもお父さん譲りの濃い系で、同性にも好まれる“親しみやすい美人顔”。それでいて、お父さんの持ちネタの“閉店ガラガラ”や“ワォ”も、振られれば躊躇なくできる。本人も楽しんでやってるので、“やらされてる感”がまったくないし、見ている方も楽しい気分になってくるんです。そのあたりは、やはり関根(勤)さんのモノマネを“モノマネ”する関根麻里さんと共通しますね。芸人さんの2世、特に娘さんとなると、大概はお父さんとは違うモデルや女優、歌手系にいきがちですが、あえて同じ土俵で勝負してるところも、視聴者の好感を得るポイントでしょう」(バラエティ番組制作会社スタッフ)

実は芸歴10年のベテラン 親子共演NGが家訓

 そもそも岡田結実は幼少期からモデル活動をしており、芸歴としては10年以上になる。母も元芸人、兄も俳優という芸能一家の出身であり、2010年に『天才テレビくんシリーズ』(NHK Eテレ)の“てれび戦士”として出演したり、2014年には少女ファッション誌『ピチレモン』のグランプリを受賞するなど、ジワジワと人気が上昇していくのだが、当初は岡田圭右の娘であることを隠していた。

 それも、岡田家の家訓として「親子共演は絶対にしない」というのがあるようで、父も自ら娘のことをネタにすることは決してない。そうした父親の力を借りずにがんばっていく姿勢が、好感を集める理由にもなっているようである。さらに娘のほうも、父が“すべり王”であることを馬鹿にされても、父のすべっても折れない心を尊敬していると語り、岡田圭右の“意外と男前”な部分も相まって、まさに“理想の家庭像”と言ってもいいのではないだろうか。

“いいパパ&いい娘”の相乗効果で全盛期のベッキー越えか?

 「となれば、やはり“いいパパ&いい娘”の芸能界代表とも言える、関根勤&関根麻里さん親子に非常に近い。結実さんも関根麻里さんと同等の、ひょっとしたらそれ以上の活躍が期待できるかもしれません。一部では、全盛期のベッキーにも匹敵する好感度の高さだといった評価もあるくらいですから。それに麻里さんがブレイクして、関根(勤)さんもさらに仕事が増えたのと同じように相乗効果も期待でるでしょう」(前出・スタッフ)

 女優志望であることを明かし、夢に向かって猛進する岡田結実だが、いずれにしろ女優もタレント業もこなせる“逸材”であることは間違いないようだ。“岡田圭右の娘”ではなく“岡田結実”として地位を築くことができれば、岡田家の家訓を“解禁”し、父娘のダブル“ワォ”や“閉店ガラガラ”を見られる日がいつか来るかもしれない。

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