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第二の関根麻里になるか? “七光り”感じさせない岡田結実のポテンシャル
父と同じ土俵“バラエティ”で活躍 飾らない姿が好感
さらに当初、岡田結実は岡田圭右の娘であることを隠していたのに、ある番組の放送で「お前、岡田の娘なんやろ」と浜田雅功に暴露された過去を告白。そのことを父に報告すると「カットしてもらいたいけど…芸能界のドンだから、言ったらオレが潰されるからやめとけ」と、“すべり王”岡田圭右の苦悩に満ちた素顔を公開して、笑いを取ったのだ。
「もうすでにダウンタウンさんなど大御所芸人たちにかわいがられているし、大物に話を振られてもすぐに面白く切り返す能力は、とても16歳とは思えないほどです。ルックスもお父さん譲りの濃い系で、同性にも好まれる“親しみやすい美人顔”。それでいて、お父さんの持ちネタの“閉店ガラガラ”や“ワォ”も、振られれば躊躇なくできる。本人も楽しんでやってるので、“やらされてる感”がまったくないし、見ている方も楽しい気分になってくるんです。そのあたりは、やはり関根(勤)さんのモノマネを“モノマネ”する関根麻里さんと共通しますね。芸人さんの2世、特に娘さんとなると、大概はお父さんとは違うモデルや女優、歌手系にいきがちですが、あえて同じ土俵で勝負してるところも、視聴者の好感を得るポイントでしょう」(バラエティ番組制作会社スタッフ)
実は芸歴10年のベテラン 親子共演NGが家訓
それも、岡田家の家訓として「親子共演は絶対にしない」というのがあるようで、父も自ら娘のことをネタにすることは決してない。そうした父親の力を借りずにがんばっていく姿勢が、好感を集める理由にもなっているようである。さらに娘のほうも、父が“すべり王”であることを馬鹿にされても、父のすべっても折れない心を尊敬していると語り、岡田圭右の“意外と男前”な部分も相まって、まさに“理想の家庭像”と言ってもいいのではないだろうか。
“いいパパ&いい娘”の相乗効果で全盛期のベッキー越えか?
女優志望であることを明かし、夢に向かって猛進する岡田結実だが、いずれにしろ女優もタレント業もこなせる“逸材”であることは間違いないようだ。“岡田圭右の娘”ではなく“岡田結実”として地位を築くことができれば、岡田家の家訓を“解禁”し、父娘のダブル“ワォ”や“閉店ガラガラ”を見られる日がいつか来るかもしれない。