2015-03-27 (更新:2017-01-11) ORICON NEWS 「シェアする旅」で青春は取り戻せる? 3泊4日“台湾満喫の旅”に密着 前のページ12345次のページ 2日目 いよいよ今日は、この旅のメインイベントに挙げる人が多かったランタン祭り『新北市平溪天燈節』。毎年、旧正月15日目の“元宵節”(ゲンショウセツ)に、平渓郷(ヘイケイキョウ)の十分(ジップン)広場をメイン会場に開催される、台湾の伝統行事のひとつです。気球の原理で作られたランタン(天燈 テンダン)に、その年の願いをしたため夜空に飛ばしていきます。 ランタンイベントといえば、ポーランド・聖ヨハネ夜祭や、タイのコムローイ祭りも有名。夜空を灯す幻想的な風景は、映画『塔の上のラプンツェル』の作中で描かれたことでもお馴染みです。 朝からの大行列にビックリ この『新北市平溪天燈節』では、約200個のランタンを計8回に分けて夜空へ。毎年数万人という観光客が訪れるため、ランタンを飛ばす権利となる整理券を入手するのは至難の業と考えたメンバーは、急遽ホテルの出発時間を1時間繰り上げ。11時から配布される整理券を求め、9時から根気よく列に並ぶことに。(この時点ですでに行列が!) 無事に整理券をゲット♪ 前日に続き、小雨が降るあいにくの天気でしたが、おしゃべりをしながら待つこと2時間、無事に整理券をゲット! みんなの顔から安堵の笑みがこぼれます。イベントが開始する午後6時までは、予行練習としてひと足早く、昼間から飛ばせる有料のランタンを飛ばしてみたり…。そして、地元市民の足として親しまれる平渓線で十分近くの繁華街・瑞芳(ズイホウ)に移動。食事や散策を楽しんだりと、思い思いの時を過ごしました。 十分駅付近はお祭りムード お昼に飛ばしたランタンも魅力的でした! ラッピングされていて、とっても鮮やかな平渓線 シンさんいち押しの『50嵐』のミルクティー 火を灯して…緊張の一瞬 夜が深まり、再び十分広場に集合。みんなの想いが通じたのか、夕方にはピタリと雨が降り止みました! 私は3回目に打ち上げるグループに参加。ひとつのランタンに数人で願い事を書き込むと(オンナ度をUPして脱おひとりさまを誓いました)、いよいよ灯火の時。ランタンに灯る明かりのじんわりとした温かさは、なんとも言えない高揚感を与えます。そして、メインステージのMCのかけ声とともに、一斉に夜空に放ちました。 歌なども披露されたメインステージ願いごとが叶いますように!夜空に消えていくランタンは、とっても幻想的でした 「ワァーッ!」というため息混じりの歓声とともに、澄み渡る夜空に浮かび上がっていくランタン。遠くの空に消えていく様子を眺めながら、大きな拍手が巻き起こりました。放った直後は、あまりの美しさに思わず泣いちゃう女子たちも。大学の春休みを使って参加した最年少の石崎さん(19歳/女性)は、「お昼に飛ばしたランタン同様、こちらの言葉で“毎日幸せに”という意味の“天天開心”って書きました。昼と夜は全然印象が違いますね! 本当に来て良かったなと思いました」。みんなで共有したこの感動は、きっと忘れられない思い出になったハズ! 3泊4日の「台湾シェアトリップ」旅日記を見る 次のページ【3日目】“第2のウユニ塩湖”を巡る!前のページ12345次のページ タグ旅行・おでかけ地域 あなたにおすすめの記事