編集部による初診レポートや現在治療中の方の話を聞いて、かなりポジティブな思いになった人も多いのでは？　とはいっても、やはり他人の話と自分のことは別。自分の収入でお金は足りるのだろうか？　どんな仕事の人なら通えているのだろうか？　本当に治るのだろうか？　不安は拭いきれない。ならば、実際に診療を受けている人の平均データを見てみればどうだろうか。以下に示したのは、メンズヘルスクリニック東京をはじめとする4つのクリニック、計502名の患者の統計だ。

　今回取材した「メンズヘルスクリニック東京」は、前身の「城西クリニック」（1999年開院）で15年にもわたりAGA治療を続けてきた歴史と実績を持っており、行き届いた診療とケアが、多くの患者から支持されている。そんな人気を支える主な特長を見ていこう。

　発毛治療は、皮膚にメスを入れない安心の治療方法。飲み薬である内服薬と、頭部に塗る外用薬を使って治療していく。同院では、検査と専門医師の診断ののちに、患者一人ひとりの状態に合わせて薬を処方。それぞれに足りていないビタミンやサプリメントも処方してくれ、半年に一度は血液検査による体調管理も実施。

　主任担当医の精神神経科ドクター、小林院長を中心に、皮膚科、形成外科などの専門ドクターがチームを組んで、頭皮とメンタルの両面から患者をサポート。薄毛自体だけでなく、気持ちの面でも支えてもらえるのは、患者にとってはとてもうれしいポイント。

　料金は、普通のサラリーマンでも充分に通える設定に。初回のカウンセリングだけなら無料で、先生の診察を受けると1万800円（税込）。診療を続けることを決め、血液検査、血圧測定を受けると5400円（同）。その後の再診は1カ月に一度となり、料金は薬の処方などで変わるが、最大でも1回3万2400円（同）。

　洗練された内装は、病院という感じがしないほど。グリーンやオレンジといった明るいカラーを取り入れたインテリアが、気持ちを和らげてくれる。診察室、カウンセリングルームなどをつなぐ導線は回廊型になっていて、無用に他の患者さんと顔を合わせることがないよう配慮されてもいる。