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(更新: ORICON NEWS

『綾鷹』の茶師が伝授! 急須のお茶が劇的においしくなる方法

意外と知らない“お茶のいれ方”3つのNG

NGポイント1 アツアツのお湯を注ぐべからず!

 上林氏「お湯は直接ポットから急須に注ぐよりも、少し冷ましたほうが美味しいといわれています。一般的に最も適している温度は、だいたい80度くらいです」。

 ここで登場するのが、この“湯冷まし”と呼ばれる器。まずは、そこにお湯を注いで、冷めるのを待つ間に茶葉の準備にとりかかります。茶葉はだいたい6〜8gぐらいが目安。湯冷ましがない家庭では、湯呑み茶碗を使いましょう。
NGポイント2 アツアツのお湯を注ぐべからず!

 上林氏「早く味を出そうとして、急須を回してしまうことがありがちですが、それはお茶が雑な味になってしまいます。だいたい1分30秒ほど、茶葉がひらくのをじっと待ちましょう」。

 この1分30秒が、実際に待ってみると意外と長く感じられるもの。でも、この待っている間に会話を楽しんだりと、流れる時間を楽しむ気持ちがお茶には大切なのだとか。たしかに、日頃忙しく動きまわる現代人にとって、その「ほっとするひととき」こそ必要なのかもしれませんね!
NGポイント3 アツアツのお湯を注ぐべからず!

 上林氏「一気にひとつの器に一人分をいれるのではなく、少しずつ注ぎわけながらいれましょう。そうすることでそれぞれの器に均等に同じ濃さのお茶を淹れることができます」。

 ちなみに、急須から注がれる最後の一滴は「芳醇の一滴」と呼ばれ、うまみが凝縮されていているので絞りきるようにしていれると、ますます美味しさが増すのだとか!

 実際に習った手順でお茶をいれなおしてみたところ、「香りから全然ちがう!」「後味がまろやか」と、一同驚きの声。特別な茶器がなくても、いれ方次第でこんなにも美味しくお茶を楽しむことができるなんて! 正しい急須のお茶のいれ方をマスターして、自宅やオフィスなどで実践すれば、周囲から一目置かれるかも?


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