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有吉弘行、極貧時代の自分は「ノイローゼ」

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 お笑いタレントの有吉弘行が16日、エッセイ本『お前なんかもう死んでいる −プロ一発屋に学ぶ50の法則−」(6月18日発売)の出版記念記者会見を都内の書店で行った。「テレビに出ている人、全ての売れっ子を憎んでいた」と話すほど、極貧時代には精神的に追いつめられたという有吉は、同エッセイの出版にあたって「(当時の自分を)曝け出すことが仕事だと思っています。包み隠さずやっております」。どん底生活を味わっていた頃の自分に『あだ名をつけるとしたら?』という記者からの質問には「ノイローゼですよ。ただの」と、自虐的な笑みを浮かべた。

著書『お前なんかもう死んでいる』の刊行記念記者会見に出席した有吉弘行 

著書『お前なんかもう死んでいる』の刊行記念記者会見に出席した有吉弘行 

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 有吉は、収入ゼロの時代を振り返り「副業はやりたかったんですが、どこか恥ずかしいなって思いがあって。芸人をやめようとも悩みました」と苦笑い。一時は自殺という選択肢も頭をよぎっていたが、そんなときに支えになったのは、ダチョウ倶楽部の上島竜兵だったという。上島のリアクション芸に憧れ、様々なリアクション芸にも挑戦していた有吉だが、そんな“恩人”に向けても「もうこの時代にはお前(上島)の仕事ないぞ」と相変わらずの毒舌ぶりを発揮。さらには「ダチョウ倶楽部は3年前くらいに超えた、と認識しています」と語ったが、最後には「こきおろすことが、僕にとっての恩返し」と、しっかり敬意を表していた。

 現在は以前と比べて生活が安定してきている有吉は、報道陣からの結婚は考えてる? という質問に「いいお金持ちがいればいつでも!」と即答。「金は出すけど、口は出さない女がタイプ」とキッパリ断言し、お金への執着心をのぞかせていた。

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