2009年にTBS系にて放送された俳優・大沢たかお主演の人気医療ドラマ『JIN-仁-』（毎週土曜 後9時〜）がいよいよ完結する。前シリーズが終了時点で「映画化決定か！？」など、様々な憶測が飛び交い、続編の放送決定のニュースは世間から大きな反響を呼んだ同作。スタート前から世界80ヶ国以上での放送決定など、海を超え国内外から高い注目を集めている。満を持してのスタートとなる第1話では内野聖陽や綾瀬はるからお馴染みのキャストに加え、市村正親、藤本隆宏、佐藤隆太など新メンバーが続々登場する。

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　大沢演じる脳外科医の南方仁が江戸時代にタイムスリップし、医療器具もままならない時代にあっても、全身全霊で命の尊さと向き合う医師を熱演した前作。続編となる今回は、南方が江戸に迷い込み2年ほど経ったある日、助けを求めに来た坂本龍馬（内野聖陽）と共に京都に向かう。そこで佐久間象山（市村正親）らと出会い、さらに長州と薩摩藩の戦いで怪我を負った人々の治療を続けるなか、今度は突如現れた新撰組に連れ去られるという波乱のスタートとなる。

　村上もとか氏が手掛けた同タイトルの漫画を原作とした同作。前シリーズの放送では初回平均視聴率16.5％でスタートし、最終話で最高平均視聴率25.3％（ビデオリサーチ調べ・関東版）を記録するなど、回を重ねるごとに大きな反響を集めてきた。制作会見で大沢は「続編の挑戦は僕の俳優史上で最も大きな決断です。続編の制作というのは、本当に勇気がいる」と語り、役者生命を掛け今回の完結編に挑む。

　前作の主要キャストだった中谷美紀、小出恵介、桐谷健太らも続投し、続編では歌舞伎役者・市川亀治郎、佐藤隆太、黒川智花と演技派のキャスト陣が集結。主題歌はバラードの名手・平井堅が担当し、“絆”をテーマに書き下ろした新作で、壮大なヒューマンドラマを盛り上げる。