タレントの高田純次（64）が9日、都内で行われた映画初主演作『ホームカミング』完成披露試写会に、共演者の高橋惠子（56）と共に出席した。「妻役が高橋さんと聞いて、家でお赤飯炊きました」とホクホク顔で振り返った高田は「公開から5年くらい続いて欲しい」と“テキトー節”全開で超ロングランを希望した。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、定年退職した鴇田和昭（高田）が平均年齢68歳の老人街と化した「虹の丘タウン」の町おこし運動を始めるなか、誘拐事件が勃発するなどの問題に直面していく人情喜劇。会場には平均年齢65歳の観客が詰めかけ、高田は「医者から、高田さんはまだ50年生きられるよって言われているので、皆さんも60、70年頑張りましょう」とニンマリ。高橋は「60代の人って、どれだけパワフルで、エネルギーを持っているのだろうかと思った。セカンドライフって、今まで以上に楽しい時間になるなと思う」としみじみ語った。

　高橋との共演を嬉しそうに語る高田は「ずっとファンでしたからね。密着できたし」と終始デレデレ。高橋は「こういうご主人、いいと思う。おっしゃっていること9割は嘘ですけど、この2人でコンビを組んだら面白そう。高田さんの嘘は見え見えだけど、私と一緒なら本当っぽく見えるでしょう？」と自ら太鼓判を押していた。

　自身の引退時期を聞かれ「棺おけに両足を突っ込んだ時点でやめようかな」と生涯現役宣言した高田の初主演映画『ホームカミング』は、3月12日（土）より公開。

⇒2011年の注目映画★予告編動画はコチラ！

◆関連ニュース一覧　最新映画ニュース｜映画インタビュー