東京都台東区で2008年に誕生したコメディ映画祭『したまちコメディ映画祭in台東』（略称：したコメ）。昨年9万人もの来場者でにぎわった同映画祭が、今年も9月16日（金）〜19日（月・祝）に開催されることが決定した。明日の“コメディ映画界”を担うクリエイターを発掘することを目的としたコンペティション『したまちコメディ大賞2011』の募集もスタート。今年は『踊る大捜査線』シリーズで知られる映画監督の本広克行氏を審査員に迎え、「日本映画に失われつつあるコメディ映画のために頑張っていきましょう！　みなさんからのコメディ作品をお待ちしています」と呼びかけている。

　応募条件は、2010年1月1日以降に完成した、商業化されていないオリジナル作品であること。上映時間が20分以内のコメディ映像作品であること、など。“コメディ”の定義は広く応募者の解釈によるものとし、昨年は応募総数210作品を集めた。詳しくは、公式ホームページ（http://www.shitacome.jp）、または台東区役所9階の観光課にて。

　同映画祭は、日本の喜劇発祥の地であり、いまなお古き良き庶民文化が脈々と引き継がれている下町・浅草と、ジャイアントパンダの来園に沸く・上野を舞台に、浅草在住のクリエイター、いとうせいこうが総合プロデュースする住民参加型の映画祭。今年、第4回の開催となる。

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