日本文学振興会は17日、「第144回芥川賞・直木賞(平成22年度下半期)」の選考会を都内で開き、芥川賞に朝吹真理子さん(26)の『きことわ』と西村賢太さん(43)の『苦役列車』、直木賞に木内昇さん(43)の『漂砂のうたう』と道尾秀介さんの『月と蟹』を選出した。両賞が共に2作同時受賞するのは、芥川賞で金原ひとみ氏『蛇にピアス』、綿矢りさ氏『蹴りたい背中』、直木賞で江國香織氏『号泣する準備はできていた』、京極夏彦氏『後巷説百物語』が受賞し話題を呼んだ第130回(2004年1月15日発表)以来7年ぶり。