『ギルバート・グレイプ』初日公演前の会見で、丸山は「台本をいただいた時、すごい量のセリフだと思いましたが、今は楽しみの方が大きいです」と本番直前の気持ちを明かした。また、ヒロイン・ベッキー役を演じた黒川は「みんなで作り上げてきたものを、今日みなさんに観ていただけるのがうれしいです」と喜びを表した。
昨年末から行っていた稽古も順調に進んだようで、キャストたちは上演が待ちきれないといった表情を見せていた。丸山は「日々変わっていく舞台です。今日のギルバートはこうだなと日によって変わっていくのが楽しみ。大変な分、達成感は大きいです」と話した。
そんな丸山を「みんなで一緒にお酒を飲みに行った時も本当にいい子だと思った」と評するのは、ギルバートと不倫関係にあるベティ役の伊藤裕子。丸山本人は「いつも近所のお姉さんみたいに、『いい子ね〜』と言われますけど、『どこがいい子なんやろ?』と思ってました」と照れる。
今回、初の舞台を前に「舞台にハマりそうですね」と話す丸山。「いい役をもらいましたね」という記者からの声に、「はい、観ている人に『(ギルバート役が)なんでアイツやねん』って言われないように、しっかり演じたいです。ほんまにスタッフさんに助けられて、ここまできました」と力強く答えた。
舞台『ギルバート・グレイプ』は、来月6日まで、グローブ座で上演。来月18日から23日までは大阪公演が行われる。
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■エレン役・入来茉里の『ギルバート・グレイプ』についてのインタビュー
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2011/01/17