お笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代（しずちゃん）が13日、東京・青山円形劇場で行われた舞台『ちんけさんと大きな女たち』の公開稽古後に報道陣の取材に応じた。同舞台で、主演の近藤芳正が演じる男の想像する“架空の女性”として悪いお姉さんを演じるしずちゃんは、怪しげな衣装に身を包み「ぴたっとしたパンツを履いているんですが、足が意外ときれい」とニンマリ。近藤からも「すごくスタイルいいんですよ」と褒められると、「でも足ばっかり見ないで、ちゃんと物語の方も観てください」と自信たっぷりに語った。

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　同舞台は、劇団・ダンダンブエノの主宰者も務める近藤が、新しいセッションを生み出すために立ち上げた演劇ユニット・バンダラコンチャの第2回公演。頼りなくチンケな男・ちんけさん（近藤）が、周りにいる立派な女性たちとの関わりを経て、なんとかまともな大人に成長するまでの物語が展開される。

　近藤以外の出演者が全員女性で、しずちゃんと黒谷友香以外のキャスト8人は、600人余りのオーディションから選出された。オーディションに立ち会った近藤は「選んでいくうちに、僕の好みが出てしまって。恋がいつ始まるかはわからないので・・・この中で婚活をしようかな」とニヤリ。また、劇中で恋人役を演じる黒谷から「光栄？…どうでしょう」と苦笑いされると、これには「またフラれた」と肩を落とした。

　自ら脚本と演出を手がけている近藤が「セットも含めて、大人の絵本みたいな作品。理屈よりも感性で観ていただいて、頭の中で色々楽しんでもらえたら」とアピールする舞台『ちんけさんと大きな女たち』は14日より同所にて上演。