公開中の映画『相棒−劇場版II−警視庁占拠！特命係の一番長い夜』（和泉聖治監督）が昨年12月23日の初日から元日までの10日間で観客動員100万人を突破していたことが、4日わかった。興行通信社による2011年最初の週末映画動員ランキング（2011年1月1日〜2日）でも、前週の成績を上回り、2週連続の首位を獲得。三が日最終日の3日も、前週比210％の成績を挙げる好調ぶりで、興行収入も10億円を超えた。

　2008年5月公開の前作は動員370万人、興収44.4億円の大ヒットを記録。第2弾の今作も、主要キャストによる舞台あいさつやテレビ出演、テレビシリーズの再放送に毎年恒例となった元日スペシャルなど、積極的なアピールが功を奏し興行成績を伸ばしている。

　同作では、12人の警視庁幹部を人質にした“警視庁始まって以来の篭城事件”が勃発。警視庁の窓際部署「特命係」に配属されたキャリア警部・杉下右京（水谷豊）と警部補・神戸尊（及川光博）のコンビが事件の真相に迫った先には、策略と陰謀渦巻く警察内部の闇が広がっていた…。

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