29日に乗っていた車が追突事故に遭い、「頚椎捻挫腰部挫傷」と診断された歌手・和田アキ子が30日、東京・渋谷のNHKホールで『第61回NHK紅白歌合戦』のリハーサル後に報道陣の取材に応じた。楽屋入り時には首に巻いていたコルセットを取り、リハーサルに臨んだ和田は「歌は響きますね。めっちゃ痛い。（声を）張る歌だから。“笑って許して”どころじゃない」と表情をゆがめながらも「大丈夫。やらないと、年越せないから」と本番へ向けて自らを奮い立たせた。

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　10日間の加療を必要とする状態ながらも、怪我を感じさせない歌声を披露した和田は「安静と言われたけどね〜。しょうがない」と語り、痛みを我慢して本番に臨むことを報告。首以外にも腰にコルセットを巻く状態だといい、昨晩は「3回くらい（痛みで）目が覚めた。めっちゃ痛い」とぼやきながら「ご心配をおかけしました」と頭を下げていた。

　和田は29日午後3時45分ごろ、スタッフが運転する乗用車で紅白のリハーサルに向かう途中に東京都渋谷区神南の区道交差点で信号待ちをしていたところ、30代男性が運転する乗用車に追突される事故に遭っていた。


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