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たけし激白! 日中関係は「矛盾だらけ」

 お笑いタレントのビートたけしが司会を務めるトーク番組『ビートたけしのガチバトル』(29日 後9時〜 MBS・TBS系)の収録がこのほど行われた。日中関係、死刑制度、検察問題というタイムリーな3テーマのトークバトルを仕切ったたけしは収録後にインタビューに応じ、「今回ぐらい白熱してやったことはないんじゃないかな。人権とかそういう問題と社会、国の問題、国際関係は矛盾だらけ。でも個別の話のようで全部リンクしている感じがする。並べたら面白かったね」と確かな手ごたえを感じているようだ。

収録後、今回の特番の見どころを語るビートたけし (c)MBS 

収録後、今回の特番の見どころを語るビートたけし (c)MBS 

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 同番組は今年の日本を揺るがせた問題を取り上げ、対立する意見を持つゲストがトークバトルを繰り広げる。今回は、日中関係、死刑制度、検察問題をピックアップ。元航空幕僚長の田母神俊雄、元名古屋高等検察庁検事長の宗像紀夫、自民党の平沢勝栄衆議院議員、亀井静香国民新党代表、福島瑞穂社民党党首、ジャーナリストの大谷昭宏、政治評論家の三宅久之らが各テーマで登場し、激論を振るう。

 論客たちが自身の思いや主張を感情むき出しでぶつけ合う様を取り仕切ったたけしは「どっちかが言い負かされたらいいなと思ってやってる。強い方がぼこぼこにやられた方が面白いんだよ。三宅さんなんか楽屋でも怒鳴り散らしているからね」とニヤリ。「途中から感情論になってきたりする。所詮、人間だからつまらないところをつつかれてムっとするところも面白いよね」。

 「日中関係」についての論議では、尖閣諸島で起きた漁船衝突事故にスポットを当て「あれは中国の意図だ!」という日本側の主張と「単なる接触事故」とする中国側が真っ向から対立。議論はヒートアップし、壮絶なトークバトルに。また「死刑制度」では、VTRに登場した元法務大臣・鳩山邦夫氏もVTRでゲスト出演。執行対象となった死刑囚の氏名を公表した経緯、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の死刑囚である宮崎勤元死刑囚の死刑執行について「最も凶悪な事犯の一つだと思うから、宮崎を執行すべきと思うが検討しろと。私から指示しました、実は」と自らの指示だったことを告白した。

 番組での自身の役割について、たけしは「オレはどっちにもつかず、けんかになったらしめしめって思う(笑)。レフェリーと同じでえこひいきしないし、あまり自分の意見を言うのはよそうって思っているんだよね。間抜けな知識をひけらかしてもしょうがないじゃん」。最後に「これは面白いと思うよ、日本の一年を振り返る上でもね。若いヤツにもこれを面白いと思えたらいいんだけどね」と訴えていた。

>>番組公式サイト
■特番『ビートたけしのガチバトル!』

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  • 収録後、今回の特番の見どころを語るビートたけし (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論するビートたけし (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論中の場面 (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論中の場面  (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論中の場面  (c)MBS 
  • 収録後、今回の特番の見どころを語るビートたけし  (c)MBS 
  • 収録後、今回の特番の見どころを語るビートたけし (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論中の場面  (c)MBS 
  • 『ビートたけしのガチバトル!』より討論中の場面  (c)MBS 

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