汗だくになって熱唱するももいろクローバーのメンバー
	フリーライブに3000人のファンを集めたももいろクローバー

　6人組アイドルユニット「ももいろクローバー」が23日、東京・渋谷区の代々木公園野外ステージでフリ―ライブを開催、集まった3000人のファンを前に汗だくで楽曲を披露した。リーダーの百田夏菜子は「私たちの目標が『ＮＨＫ紅白歌合戦』なので、ＮＨＫホールの目の前でデビューツアーのファイナルを迎えられて嬉しかった」と目を輝かせた。

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　新曲発売2カ月前の9月から全国約30カ所で「セカンドデビューツアー秋の陣〜天下を取りに行くぜっっ！〜」と銘打った新曲発売記念イベントを開催し、延べ１万人以上のファンを動員してきたももいろクローバー。キングレコードから発売された2ndメジャーデビューシングル「ピンキージョーンズ」（アニメ『ヨスガノソラ』ＥＤ主題歌）は、オリコンウイークリーランキング初登場8位にランクインと、好スタートを切った。

　この日は発売記念イベントツアーのファイナルで、完全無料ライブ。約3000人のファンの熱い声援が飛び交う中、百田夏菜子（16）、早見あかり（15）、玉井詩織（15）、佐々木彩夏（14）、有安杏果（15）、高城れに（17）の6人がステージに登場。リーダーの百田は「私たちが2年前からここでずっと路上ライブをやっていたときは雨が降ったことがなくて、今日も（今朝まで雨だったが）晴れてうれしいです。ここでライブできることが2年前の理想だったので、すごくうれしいです」、佐々木は「ファイナルの場所は、ももクロちゃん（彼女たちの通称）の原点の代々木公園ですが、これから代々木公園の思い出をみんなでつくっていきたい」と笑顔であいさつ。

　新曲「ピンキー〜」をはじめ、同カップリング曲「ココ☆ナツ」（映画『シロメ』主題歌）、同じくカップリング曲「キミとセカイ」、メジャーデビュー曲「行くぜっ！怪盗少女」など全18曲を元気いっぱいに踊りながら熱唱。最後まで汗だくで踊って歌ったサブリーダーの早見は「今日は本当に楽しかったです。ももクロちゃんは、ファンのみんなに支えられながら成長しているんだなと改めて思いました。いっぱいいい思い出ができました」、玉井は「ここで歌うのが夢だったので、本当にうれしかったです」、高城は「ツアーファイナルを代々木公園で迎えられてうれしかったです」、有安は「初期メンバーがつくり上げてきた努力を私たちが継いで、これからも頑張っていきます」と話した。

　最後にリーダーの百田は「私たちの目標が『ＮＨＫ紅白歌合戦』なので、ツアーファイナルをその（開催場所の）ＮＨＫホールの目の前で迎えられてうれしかった。これからも大きな夢に向かって頑張ります」と目を輝かせていた。この日のライブの模様は、インターネットで同時中継（動画配信）され、約1万5000人が試聴している。なお、12月1日発売の月刊デ☆ビュー１月号(オリコン・エンタテインメント刊)にはももいろクローバーのメンバーが登場。新たな企画が発表される。

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