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安全地帯、18年ぶり武道館で完全燃焼 玉置浩二「感無量」

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 ロックバンド・安全地帯が5日、全国ツアー『“完全復活”コンサートツアー』の追加公演を東京・日本武道館で開催した。18年ぶりに武道館に立ったボーカルの玉置浩二(52)は「感無量ですよね」と感慨もひとしお。これまでに数回みられた“奇行”や“暴走”などは微塵も感じさせず「安全地帯の5人が元気で、たくさんの素晴らしいスタッフ、何より、皆さんの前で、武道館で歌えるのが幸せです。ありがとうございます」と感謝を伝え、メドレーを含む全26曲を披露。集まった7000人の観客を熱狂の渦に包み、これまでを払拭するかのように“完全復活”を印象づけた。

 MCで玉置は開口一番「帰ってきたぞ! こんなテンションでいいでしょうか?」と高らかにあいさつ。「感無量です。幸せ」と話した内容に「見事なあいさつっていうのは、こういう事を言うんですけどね」と照れ笑いをみせるも「これからも音楽を続けていこうと思うし、音楽って素晴らしいし、余計なこと考えずに歌だけ歌いましょう」と、今後も精力的な活動を行うことをファンに伝えた。

 ステージでは「ワインレッドの心」や「熱視線」など代表曲を惜しみなく披露。玉置の妖艶なパフォーマンスと迫力の歌声で観客を魅了し、「悲しみにさよなら」の曲中にはメンバー一人ひとりと熱い抱擁。会場からは温かい拍手が沸き起こり、7000人の大合唱が響いた。

 また「Friend」演奏前のMCでは、かねてより親交が深く、今年6月に急死した韓国歌手パク・ヨンハさん(享年32)について言及し「僕が今52(歳)ですけど、この死にぞこないが生きてまして、あんな好青年が先に逝くっていう、無情な感じがします」と唇を噛みしめ追悼。「けど、すぐ近くにいると思うんで、パクくんと、みんなに歌います。パクくん、またな」とメッセージを送っていた。

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