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　歌手・女優の原田知世と俳優の大泉洋が、三島有紀子監督のオリジナル脚本による映画『しあわせのパン（仮）』で初共演することが8日、わかった。ふたりは東京から北海道・洞爺湖に移り住み、パンカフェを開く水縞夫妻を演じる。北海道江別市出身の大泉は、“地元”が舞台になる喜びに加え、原田との初共演に「世の男性からのブーイングが聞こえてくるようではありますが（笑）、私は喜びに満ち溢れております！ 」と胸を踊らせる。

　同作は、夫婦が営む小さなオーベルジュ兼パンカフェに訪れる客たちの、それぞれの“しあわせ”のあり方を描くファンタジー。『となり町戦争』（2007年）以来の映画出演となる原田は「北海道の美しい自然の中で、一つ一つのシーンを紡ぐように、心をこめて演じたい」と意気込みを語った。

　同作は本日、クランクインし、オール洞爺湖ロケを敢行する。大泉は「秋の北海道は最高に気持ちが良いので、北海道の美しい風景の中で素敵なキャストの皆さんとほっこりとした時間を過ごしたいと思います。美味しいパンが焼けるといいなぁ」とウキウキだ。来年3月末の完成を目指し、来年秋に公開予定。

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