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　女優の宮沢りえが、チョコレート菓子『アーモンドプレミオ』（江崎グリコ）の新CMで、人気キャラクターのハローキティを実写化した“25年後のキティ”を演じることが30日、わかった。これまでにも国民的アニメ『サザエさん』を実写化した“25年後の磯野家”CMシリーズでワカメ役を好演した宮沢だが、今回演じるのは“猫キャラクター”。驚きの設定に宮沢は「まさかこの年でキティちゃんになるなんて、想像もできなかった」としながらも「皆さんの思っているイメージを心地良く崩せたらなと思っています」と、成長を遂げたキティちゃんをいきいきと演じている。

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　日本のみならず、世界中でも高い人気を誇るキティちゃんは1974年に誕生。今回のキャスティングは宮沢が1973年生まれで、両者がほぼ同世代ということもあり決定した。CMでは、サンリオピューロランドでのライブショーを中心に活動していたキティちゃんが日本を飛び出し、「今度は大人も喜ばせたい」と米・ニューヨークでブロードウェイミュージカル『CATS』のオーディションに挑むというストーリーが展開される。

　大きな赤いリボンを頭にのせ、特殊加工された黒いヒゲを左右の頬に貼り付けての撮影に「恥ずかしいな〜」と照れていた宮沢だったが、激しいダンスやオーディションシーンなどの撮影が進むにつれ、「この黒ヒゲもだんだん違和感が無くなってきました」と、最後にはすっかりキティになりきっていたという。

　今回の役作りについて宮沢は「キティちゃんって、無表情の中に表情があるじゃないですか。そういうのが少し出せたらいいのかなとも思いましたが、あまり考えず素直にやろうと心掛けました」と明かす。そして「キティちゃんファンはどう思うのかなって、ちょっぴり心配です」と不安も口にしたが、「キティちゃんの大ファンの一人として、いい意味で新しいイメージを作れたらと精一杯演じました」と撮影を振り返った。

　10月から放送予定の第2弾CMでは、キティちゃん（宮沢）が同じくオーディションに参加していた加瀬亮演じる日光江戸村のキャラクター“ニャンまげ”と久々の再会を果たす。こちらのストーリーもその意外なキャスティングとともに注目を集めそうだ。

　『アーモンドプレミオ』の第1弾CM『新しい夢』篇は8月31日より、加瀬が出演する第2弾CM『なつかしい友』篇は10月から全国で放送予定。

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