■その他の写真ニュースはこちら

　映画『ヒックとドラゴン』（8月7日公開）の公開に先駆け、同作のオリジナル・イメージソングを手掛けた歌手のベッキー♪#が28日、東京・お台場で船上ライブを行った。全国ツアー中のため、この日が“今年初の海”となったベッキーは、恋の話題には「どうなんでしょうねえ…」と苦笑い。「恋も家族も友情も後回しな感じで…家族から『ベッキーは　家族のことは　後回し』っていう川柳ができてるくらい仕事ばっかり」と、仕事に打ち込んでいる話した。

【写真】その他の写真を見る

　照りつける日差しの下、ピンクを基調とした爽やかな衣装で登場したベッキーは、揺れる船上で同イメージソング「エメラルド」を熱唱。「船で歌うのは初めてなので、どうなるものかと思ったんですけど、楽しかった！」と大興奮で「新鮮でしたね。風を受けながら空の下で歌うのは、凄く気持ちよかったです」と笑顔いっぱい。

　映画は、一人前のバイキングを目指す弱虫な少年ヒックと、ケガをして飛べなくなったドラゴンのトゥースが友情を築いていく姿を描いた冒険ファンタジー。一足早く鑑賞したベッキーは「結末にびっくりしましたね。これは子供向け映画だと思いつつ、大人が観てもドキッとする内容になっていると思います」と感心しきり。

　新曲は「まるでエメラルドの宝石を磨いているよう」と何度も歌詞を書き直し、レコーディングを繰り返した。映画と歌の両方に“奇跡”というテーマを込めており、ベッキー自身も「私の人生は奇跡だらけ。デビューできたこと、生まれてきたこと…あげたらキリないですね。出会ったすべての人たちとのことが奇跡ですね」と感謝を示した。

　歌唱後の取材では、同日、歌手の桑田圭祐が初期の食道がんを公表したことを報道陣から知らされ「え、ほんとに？」と驚きを隠せない様子。“二人でなら奇跡を起こせる”というメッセージを込めた同曲にちなみ「大丈夫です！ 桑田さんなら、治ります！ 奇跡は起きます」とエールを送っていた。