【編集長の目っ!】最強の「初音ミク」アイテムとは!?

■ryo(supercell)、kz(livetune)&宇木敦哉が手を組み、音、ビジュアル共に話題に!

 7月29日に発売される、PSP用ソフト『初音ミク -Project DIVA- 2nd』のテーマソング&タイアップソングをsupercellのryoと、livetuneのkzという、VOCALOIDシーンのスーパースター2人が手がけるということで、大きな注目を集めている。

 その注目度の高さは、「こっち向いて Baby/Yellow」(7/14発売)が、同日付デイリーランキングの6位に、初登場してきていることでもわかる。テーマソングの「こっち向いて Baby」はryo、そしてタイアップソングの「yellow」をkzがそれぞれ手がけている。

 supercell、livetuneとも、初音ミクを使用した楽曲やPVを動画サイトに投稿し、その作品がものすごい再生回数になった。さらに同人作品とリリースしたものが爆発的なヒットとなり、メジャーフィールドに活躍の場を移してきたという背景が、彼らの共通点だ。もう1つの共通点は、2人とも素晴らしいコンポーザー、クリエイターということだ。

 “ボーカルリスト”に、初音ミクというVOCALOIDを“起用”しているというところがクローズアップされがちだが、2人のコンポーザーとして、そしてサウンドクリエイターとしての力にもっと注目した方がいい。

 kzとは面識がないが、彼が手がけた「Yellow」を聴く限り、親しみやすいメロディーがきちんと立っているし、サウンドメイキングも、詞とメロディーを心地良くクローズアップしてくれるような肌触りだ。歌っているのはVOCALOIDだが、サウンドは人の温かみを感じさせてくれる。ここもryoと共通しているところかもしれない。ryoは何度かインタビューする機会があって、彼は「好きな作曲家は筒美京平」と確か言っていた。だから彼が作る作品にはどれも「気になるフレーズ」が満載で、心と耳に残る。

 今作も、全く対照的な楽曲で、面白い。自分の音楽の世界を完全に表現するために、初音ミクという非現実的なVOCALOIDに歌わせているわけだが、2人のよりリアルな音楽の世界観=人間的な部分を想像できるところは面白い。

 ryoが中川翔子に楽曲提供をして話題になったが、2人とも是非様々なボーカリスト作品を提供して、もっともっとその素晴らしい才能を、多くの人に披露して欲しい。

 今回の作品は、違う角度からも非常に注目を集めているようだ。ジャケットを手掛けるのが、昨年の映画『CENCOROLL(センコロール)』が話題となった宇木敦哉で、彼が初めて“初音ミク”を描くからだ。DVDには「こっち向いて Baby」のフルCGアニメーションのミュージックビデオと、「Yellow」のミュージックビデオを収録。さらに初回限定生産限定盤は、コレクターズBOX仕様になっていて、コレクターズカードが封入されており、音とビジュアル共にファン垂涎のシングルになっている。

 その結果が、リリースが多い7/14のデイリーランキングで、6位好発進という数字に現れている。

 この数年、“初音ミクもの”がCDランキングを賑わせてくれているが、今回の作品はそんな中でも、ryo、kzのVOCALOIDシーンを引っ張っている2人が参加しているということで、“本命”といっても過言ではないかもしれない。


【注目インタビュー】
supercell『別れと出会いの季節にピッタリの胸キュン・ナンバー!』(10/02/10)
BOOM BOOM SATELLITES×supercell『夢のスペシャル対談☆憧れの人を目の前に・・・?!』(09/07/01)

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