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　炭酸飲料『ファンタ』（コカ・コーラシステム）のCMに出演中のロックバンド・FANTAが14日、東京・お台場でフジテレビの夏イベント『お台場合衆国2010 開国前夜祭』にオープニングアクトで出演。何故かドラムの曙の腕には三角巾が巻かれており、バンドリーダーの高見沢俊彦（THE ALFEE）が「今日こういうことがあったので、このブーイングのなかアコースティックでやりたいと思います」と苦笑い。激しいロックステージを期待するも肩透かしを食らったファンがブーイングするなか、ザ・ローリング・ストーンズの名曲「サティスファクション」をアコースティックでカバーして初ライブを終えた。

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　ライブ前には、Takamiyこと高見沢、Friedmanこと元メガデスのマーティ・フリードマンの2人が『お台場合衆国』にちなんでアメリカ合衆国の国歌をギターセッションで披露。それに負けじと、「ドラムの練習をしすぎて肩を脱臼しました」と明かしたAkebonoこと曙はドラムの代わりにタンバリンを担当し、さも怪我していないような演奏で大汗をかいた。

　同CMでの「今夜も派手に行くぜー！」との掛け声で演奏がスタートするかとおもいきや、高見沢は「…といいつつ、ロックバンド・FANTAは一時的にフォークバンドになります」と小休止。Ayanocozeyこと氣志團の綾小路翔も「（ベースの）チョッパー、あんなに練習したのに」と不満げ。

　メンバーを従えクールに歌いあげた紅一点のボーカル・Nanaこと谷村奈南は「バンドを結成してからやっと初めて皆さんの前で演奏できたので、すごい嬉しくて盛り上がった」と笑顔を弾けさせ、フリードマンは「本当はリハーサルでもっと激しい曲を12曲用意してたんだけど。観たい？ また今度ね！」と次のステージをにおわせていた。