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　NHK大河ドラマ『龍馬伝』に出演するなど多方面に活躍の場を広げる、歌手のトータス松本が生み出したキャラクターを原作にしたアニメ『わいもくん〜きいろいかおしてババンバン』。活動休止中のバンド・ウルフルズのアイコンとしてコンサートグッズやCDジャケットなどに20年以上登場し続けた“わいもくん”だが、絵本化、アニメ化に続く初のDVD化に合わせ、初めて絵描き歌が制作されたことが5日までにわかった。

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　トータス松本が1989年頃から、結成間もないウルフルズのライブ告知チラシに描いていたイラスト“わいもくん”は、バンドが有名になるにつれ、ファンの間で認知度が高まり、おなじみのマスコットキャラクターに。2005年には絵本『わいもくん たんじょうの巻』が3万部を売り上げ、2009年10月からはCS音楽専門チャンネル『MUSIC-ON！TV』で1話90秒の新感覚アニメーションとして放送。8月の放送からは、トータス松本が詞・曲を手がけ自ら歌唱する「絵描き歌」が、エンディングで流れる予定だ。

　同アニメは、なんでもかんでもマネをして「わいも！わいも！」（関西弁で「僕も」の意）と仲間に入ろうとするお調子者のわいもくんが、電車ハウス“イコイコ”に乗って、強烈なキャラクターの仲間たちと繰り広げる旅物語。シュールな結末で人気を博す同アニメの構成・脚本は、ドラマ『33分探偵』や、オリジナルDVD『THE3名様』シリーズなどのヒットを次々と飛ばす脱力系クリエイターの旗手、放送作家・演出家の福田雄一が担当する。

　DVD第1弾『わいもくん〜いけいけバンバン編〜』には全13話とトータス松本による「わいもくん誕生秘話」などの映像特典を収録し、8月4日発売。同DVD発売を記念して、トータス松本が描いた原画約20点と映像上映などが行われる『わいもくん原画展』が7月31日〜8月5日まで東京・LAPNET SHIPで開催される。入場無料。


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　トータス松本