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　女優の松たか子が27日、東京・渋谷シネクイントで行われた主演映画『告白』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。同作は公開4週目の26日に、配給の東宝が当初予想した累計興行収入20億円を突破。“衝撃的な問題作”として社会現象とも言われる人気ぶりに、松は「ひしひしとまでは実感が沸かず…。公開初日にこの場であいさつして以来、改めてこの場所であいさつすることができて、こんなに嬉しいことはありません。観たという方が連絡をくれる確率が高くて、同業者含め興味を持ってくれていると強く感じます」と喜びを語った。

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　愛する娘を生徒に殺された女教師の復讐という衝撃的な内容を描いた同作は、アイルランド、香港、台湾など7か国から配給オファーがあったほか、各国の映画祭からの招待やハリウッドのメジャー製作配給会社3社からリメイクのオファーが来るなど、世界的にも話題に。この日は少年A役の西井幸人、少年B役の藤原薫が観客の前に初めて登場し、初々しくあいさつすると客席からは「可愛いー！」と黄色い歓声が飛んだ。

　学級委員の少女A役の橋本愛を含め3人に大きな歓声が飛ぶ様子を見て、中島哲也監督は「恐ろしいほどこの3人に人気があるのを見て、現場ではただのヘタクソ3人だったのにこの3人の力も多少あったのかと今初めて感じている」と驚きの表情。オーディションを勝ち抜き、慣れない演技に奮闘した3人を“担任教師”の松は「彼ら含め37人の生徒は私ですら想像できないくらいの厳しいオーディションとリハーサルを乗り越えたつわもの。頼もしいし、この厳しい現場を乗り越えたみんななので、この先たいていのことは乗り越えられると思います」と労いの言葉をかけたていた。

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　松たか子