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　2009年『第6回本屋大賞』を受賞した作家・湊かなえの小説『告白』が、中島哲也監督作品として6月5日（土）より全国公開される。これを記念して27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで中島監督の代表作4本を一挙上映する『中島哲也映画祭』が開催され、上映に先立ち、各作品の主要キャストがドレスアップして一堂に会し舞台あいさつした。

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　その顔ぶれたるやそうそうたるもの。最新作『告白』から主演の松たか子、木村佳乃、『下妻物語』（2004年）から深田恭子、土屋アンナ、『嫌われ松子の一生』（2006年）から中谷美紀、『パコと魔法の絵本』から役所広司、アヤカ・ウィルソン、阿部サダヲが登場。“映画祭”と呼ぶにふさわしい女優・俳優が集まり、映画談義に花を咲かせた。

　中島監督は「わけのわからない映画祭に日本映画界を代表するような女優・俳優のみなさんに集まっていただいて、感無量です」。中島組の現場は「すごく恐かった」（深田）、「その後、泣くシーンで自然に涙が出ない時は中島監督の顔を思い出すと泣けてくる」（中谷）など、各作品の産みの苦しみを語り、笑いに変えていた。

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