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　俳優の哀川翔、女優の仲里依紗らが5日、都内で映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』（5月1日より全国公開）の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。これまでの自身のイメージを覆す“悪役＆セクシーディーバ”を演じる仲は「身も心もすべて出し尽くして、もう出すところはないぐらいやった」と充実の表情。さらに三池崇史監督から、今作の役衣装を上回る“限界露出”を要望されると「モザイクをかけてもらえれば！」と、満更でもない様子で語っていた。

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　同作の第1弾は2004年に上映され、特撮ヒーローのコスプレに興味を持つ小学校教師・新市（哀川）がゼブラーマンとしてエイリアンと対峙する様子が描かれた。今作ではその15年後を舞台に、記憶喪失に陥っていた新市が、突如として“善の象徴”である白ゼブラーマンに変身。同時期に人気アーティスト＝ゼブラクイーンとして活躍するも、世界征服のための恐ろしい計画を企て、ついには“悪の象徴”である黒ゼブラーマンに変身するユイ（仲）と激闘を繰り広げる。

　白の衣装を身にまとい、「前作よりも規模がデカく、いい感じで近未来が出ていましたね」と、“デビュー25周年記念作”完成に満足げな哀川は、アクション＆悪役初挑戦の仲について、「殺陣もバリバリ気合いが入り、淡々と挑んできたのでこっちがマジになったぐらい。製作発表会見では、普通の20歳の子だったけど、現場に来て（役を演じると）すごい変貌ぶり！ さすがプロだと思ったよ」と舌を巻いた。また仲とは親子役で共演したガダルカナル・タカも「きれいでセクシーで芝居が上手い！ 若い女優さんなのに、凄いと思った」と絶賛するなど、仲は共演者たちから次々と賛辞を浴びていた。

　自分の性格とキャラクターが「負けず嫌いで頑固な点は似ている」と明かした仲は、先輩役者陣の褒め言葉に恐縮しながら、「歌もあまり好きではないけど『歌手を演じよう！』と思ってやった。今回、自分で（女優としての）ハードルを上げちゃったかな？」と苦笑い。それでも「初心に戻った感じで楽しめましたよ」と、集まった観客たちにセクシーさ全開でアピールした。また、脚本を務めた宮藤官九郎は「4年ぐらい準備がかかったけど…」と苦労話を口にしながらも、次回作の可能性について前向きな姿勢をのぞかせていた。

　そのほか、イベントには阿部力、井上正大、ココリコ・田中直樹らも出席した。

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