![]() | |
![]() | |
![]() |
『大魔神カノン』で演じる「巫崎カノン」とはどういう女の子?
「歌が好きで、ものすごく純粋な女のコ。けど、彼氏に裏切られて傷つき、心を閉ざしてしまう……。そこから物語が始まるんですが、口数が少ない分、表情でお芝居をしなければいけないことが多かったので、そこは悩みました。私は結構、ポジティブに考えるタイプなので、自分とはまったく違う女のコだなとも思いましたし」
自分自身はあまり落ち込んだりはしない?
「カノンを演じていて、どうしてもうまくいかなかったりした時は、やっぱり落ち込みました。でも負けず嫌いなので“絶対やる!”と思って、ガシガシとはい上がって。ただ、最初の頃にプロデューサー(高寺徳重)さんにいろいろと注意されたことがあって、その時は人前では泣かないと決めていたけど、思わず泣いちゃいましたね。“あなたのお芝居はそれでいいの? 学芸会じゃないんだから”から始まって、今までの私の人生の99%までもが否定されちゃったくらい。それこそ、カノンみたいにどう生きていいか分からない、フラフラになるところまで行ったんです」
プロデューサーの愛のムチだった?
「だけど、そういうことをいっぱい言われたからこそ、もっと頑張ろうとか、強くなろうという気持ちも大きくなったし。それからはもう必死でした。本読みの段階でスタッフさんたちに“あっ、変わったね”って言ってもらえるようになった時は、すごくうれしかったです。嫌なことって、あまり人にも言いたくないと思うんです。それをきちんと言ってくださったプロデューサーさんには本当に感謝しています。そのおかげで、今の里久鳴祐果ができたと思います」
既に7カ月にわたる撮影は終了しているそうだが、初めての特撮の撮影で苦労したことも多かったのでは?
「ブジンサマ(旧作における大魔神)とのシーンはCGで合成するので、想像の世界で大変でした。“ブジンサマは今この辺にいるから、これくらいの角度で語りかけて”って言われて、ただの白い壁に向かって延々とセリフをしゃべりました(笑)。最後の方はものすごい長ゼリフがあって何日間かに分けて撮ったんですけど、ふと“白い壁だあ”って我に返ってしまったり(笑)。“ブジンサマの手に乗っかるんだよ”と言われても、どれぐらいの大きさか分からない。体長が20メートルという設定なんですが、イメージするのは難しかったですね。初めての特撮作品だったので、こんなに大変なんだって思いました」
里久鳴祐果が主演する『大魔神カノン』はテレビ東京系・4月2日深夜1時23分スタート。里久鳴祐果のインタビュー全文は、オーディション情報サイト『WEBデ☆ビュー』に掲載中。
【Profile】りくなゆか●1988年8月31日生まれ、東京都出身。2006年にデビュー。ゲームソフト『ダービースタリオン』の6代目イメージガールを務め、CMにも出演。以後、ドラマ『正しい王子の作り方』(テレビ東京系)、映画『うた魂♪』、映画『イケてる2人』などに出演。3月に最終回を迎えた日本テレビ『女優力』にも研修生として参加した。4月2日スタートの主演ドラマ『大魔神カノン』は、テレビ東京系にて放送(毎週金曜、深夜1時23分、地域によって放送時間が異なる)。(シャイニングウィル所属)
■WEBデ☆ビュー「GIRLSインタビュー」/里久鳴祐果
http://www.deview.co.jp/interview/index.html#interview1
■『大魔神カノン』公式ページ
http://www.dm-kanon.com/
■ドラマニュース満載『WEBデ☆ビュー』HP
http://www.deview.co.jp/
![](https://contents.oricon.co.jp/pc/img/_parts/icon/icon-comment_38.png)
2010/04/02