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　お笑い芸人・狩野英孝（27）が22日、都内で行われた映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のジャパンプレミアに出席。同作は、実は神と人間の間に生まれた“デミゴッド”と判明した落ちこぼれ高校生が主人公。宮城県栗原市にある実家が1500年の歴史を持つ桜田山神社で、“神主の子”には間違いない狩野が「僕もデミゴッドと言っても過言ではない」と大口をたたいても、「神社といっても生姜（ジンジャー）じゃないです」と言っても、来日ゲストは大喜びだった。

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　ギリシア神話が現代によみがえるファンタジー映画の“応援隊長”として招かれた狩野は、トレードマークのホスト風白スーツ姿でレッドカーペットを歩いた後、神社の神主のような装束姿に着替えて舞台あいさつに登壇。主演の米俳優ローガン・ラーマン（18）やクリス・コロンバス監督（51）、プロデューサーのマイケル・パーナサン氏ら初来日の3人に二拍手一礼の参拝作法を伝授して、ヒット祈願を行った。

　イベントには日本語吹き替え版で、米女優ユマ・サーマンが演じたメドゥーサ役の声を務めた女優・木村佳乃（33）や第22回ジュノンボーイグランプリを受賞後、芸能界での初仕事として同作の吹き替え声優を務めた稲葉友（17）も出席。木村はコロンバス監督に「東洋人の役がある時はオーディションを受けさせてください」と直訴する場面もあり、コロンバス監督は「実はメドゥーサは3人姉妹なんです、チャンスはあります」と続編に期待を持たせた。

　ハリウッド映画出演に「いつかできたらいいと思います」という稲葉は、1歳年上のローガンから「鍛錬、忍耐、やり続けるのが大事。情熱もって追いかけていけば、いつかはうまくいくと思います」とアドバイスを受け、「ありがとうございます」と感激。『ハリー・ポッター』シリーズの第1作、第2作の監督としても知られるコロンバス監督は「こんばんは、日本、大好き。映画、楽しんでください。ありがとうございます」と日本語であいさつして、会場をわかせた。

　同作は、パーシー・ジャクソン（ローガン）が、神々の問題になっている最強の武器「ゼウスの雷撃」盗難事件の疑いがかけられ、真実を究明すべく旅に出る。パーシーの行く手をメドゥーサ、5つの頭を持つヒュドラらが阻むという冒険ファンタジー。映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は2月26日（土）公開。

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