■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

　女優・柴咲コウ主演の映画『食堂かたつむり』が6日に初日を迎え、都内で行われた舞台あいさつにキャストとカタツムリ型の巨大チョコレートが登場。バレンタインデーに先駆け、柴咲は「私、絵心ないんだよな…」とつぶやきながらピンクのチョコで追加のデコレーションを施したが、チョコが溶けていたという悪条件も重なり、ハート型に描かれたはずの絵はドロドロで無残な形に。これには共演のブラザートムも「なんだろうね…」と言葉を失い、柴咲も苦笑いの公開初日となった。

【写真】その他の写真を見る

　2008年に出版された小川糸の同名小説が原作。失恋のショックから心因性失声症になりながらも、故郷で食堂を始める倫子（柴咲）と母・ルリコ（余貴美子）の物語。劇中で倫子の料理シーンは全て柴咲が行ったことでも話題だ。

　柴咲は今作を通して「前の自分より優しくなれた気がする」と語り「家族や恋人、友達とかいう枠組みじゃなくて、一個人としてお互いを認められればもっとハッピーになれると思う。私もそうなれるように目指したいと思います」と同作のメッセージ性と絡めて呼びかけた。

　役作りの話題では、熊さん役を演じたブラザートムが「演じたんですかね？」と自問自答。「なぜだか熊さんは足を引きずってて、どうやったら人は足を引きずれるのかって考えて家の玄関で練習してたら、石に小指を当ててしまい、右足の指を本当に骨折した。だから、役作りは簡単にやってきた」と結果的に身を削った“役作り”で会場の笑いを誘っていた。

【2010年公開 映画特集】
◆テレビ発“THE MOVIE”作品目白押し
◆やってきた？ 音楽映画ブーム
◆洋画の注目作品が続々と公開

◆「映画」関連インタビュー バックナンバー　Vol.1｜Vol.2
◆取れたて情報満載！ 「映画」関連ニュース一覧


　柴咲コウ｜RUI