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　俳優の石丸幹二、女優の高岡早紀らが舞台『THE 39 STEPS』の初日公演を控えた5日、東京・日比谷シアタークリエで報道陣のインタビューに応じた。同作で、カナダでの仕事を“引退”してイギリスにやってきた主人公を演じる石丸が、4日に引退を表明した横綱・朝青龍関について「（役柄と）心境が似ているので朝青龍の気持ちを胸に込めて演じたい」と語ると、高岡は「何言ってるのかさっぱり分からない！」と大笑い。また昨年離婚した妹でモデルの高岡由美子の話題を振られるも「何かありましたか？」とオトボケ回答でかわした。

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　同舞台はアルフレッド・ヒッチコック監督の映画『三十九夜』をもとに、原作にはないユーモアが加えられ、登場する139役を出演者4人で演じるというスピード感あふれるコメディ作。1935年の英・ロンドンを舞台に、何者かの陰謀から殺害の容疑で指名手配されてしまったリチャード・ハネイ（石丸）が真犯人を見つけるため、逃亡劇を展開する。6日の初日公演を前に、現在の稽古の様子について石丸は「まだまだです。ほとんど障害物競走みたいな感じ」、高岡も「ドキドキがいっぱい」とテンション高めに語った。

　石丸が主人公、高岡がヒロイン3役を演じ、残る135役を浅野和之とともに演じる今村ねずみは「美女3役に、岩、木などをやっています。スピード感に振り回されないようにやらないと」と苦笑いし、ステージに出ずっぱりながら1役のみ演じる石丸は「皆さん、応援してます」とエール。また役衣装でのインタビューに高岡が突然吹き出し、「ここに金髪でいるのがすごく恥ずかしくて…すみません。舞台に上がったらそういう役だからいいんですけど」と語るなど場を和ませていた。

　舞台『THE 39 STEPS』は2月6日（土）〜3月4日（木）に同所にて上演。