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　劇作家・つかこうへい氏（61）が25日、肺がんを患っていることを公表した。主催する北区つかこうへい劇団と業務提携する事務所を通してFAXで発表した。現在、病院で抗がん剤投与の治療中のため会見などは開かない。

　つか氏は来月3日から東京・新橋演舞場で初日を迎える舞台『飛龍伝2010』（主演：黒木メイサ）の稽古中で「『飛龍伝』のキャスティング等、全て決まった後の肺がんの告知でございましたので、まことに辛うございました」と心情を吐露。

　公演に向け「黒木メイサさんは私の芝居のリズムを知っているので自信はあったのですが、東幹久さんと徳重聡さんは初めてなので、昨年11月あたりからダンスや芝居の稽古をしておりました」とし、演出助手・森和貴氏を通じて稽古のビデオを確認して、毎日病室から指示を出していたという。舞台は予定どおり上演される。



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