ロックバンド・X JAPANのTOSHIが23日、脱会した自己啓発セミナー・ホームオブハート(HOH)の被害対策弁護団弁護団長の紀藤正樹氏、HOH被害者の山本ゆかりさんら同席のもと、東京・内幸町のさくら共同法律事務所で初の共同記者会見を開いた。TOSHIは新たな被害者を出さないために、HOHの実態について書籍化を検討していることを明かし「真実を明らかにしていきたい」。事実上、広告塔としてHOHに参加していたことにも触れ「申し訳なかった。まだ表立った被害者は7人ですが、まだ表立っていない方々にも随時、お目にかかってお話しできる機会があれば、続けていきたい」と謝罪した。
紀藤弁護士は、いまだにTOSHIを広告塔とした活動や、TOSHIの公式サイトを依然運営しているというHOHの行為を“悪質”と問題視し、参加者の脱会をうながすと共に、新たな被害者が生まれる危険性を懸念。個人事務所「トシオフィス」のスタッフだった山本さんはHOHの実態を涙ながらに振り返り、今年1月のTOSHIの決別宣言を受け「大きなことでした。長年闘ってきた裁判の大半部分についてHOHと和解できた。やはり、公にしないと被害は止まらない」と訴えた。
TOSHIは会見冒頭で、自身のミクシィに掲載したコメントを読み上げ「(HOH主宰の)倉渕透、守谷香(=元TOSHI夫人)には、人をだましてお金を取り生活することをやめ、すべての被害にあった方々に心から詫びてほしい」と呼びかけると同時に、自身も債権者へ改めて謝罪の念を示した。離婚に伴う慰謝料の申し立てには「検討している最中」とし、HOHに対して「今は権利はないですが、いずれ、クリアな形にして公の場で伝えられるように準備していきたい」と訴訟を起こす姿勢ものぞかせた。
現在の生活はレコーディング作業を中心に、バンドメンバーのYOSHIKIらに支援してもらって生活を乗り切っているといい「かけがえのないものがあるなと感じられたことが一番。前を向いて、スッキリ、爽やかな気持ちを感じながら日々暮らしてます」。母親とも昔の関係に戻り「心の再会ができています」と笑みを見せた。書籍は海外レコーディングの合間をぬって進め、TOSHIが自己破産していることから印税問題など慎重に考慮していくとのこと。
TOSHI|TOSHI with T-EARTH|X(X JAPAN)
紀藤弁護士は、いまだにTOSHIを広告塔とした活動や、TOSHIの公式サイトを依然運営しているというHOHの行為を“悪質”と問題視し、参加者の脱会をうながすと共に、新たな被害者が生まれる危険性を懸念。個人事務所「トシオフィス」のスタッフだった山本さんはHOHの実態を涙ながらに振り返り、今年1月のTOSHIの決別宣言を受け「大きなことでした。長年闘ってきた裁判の大半部分についてHOHと和解できた。やはり、公にしないと被害は止まらない」と訴えた。
TOSHIは会見冒頭で、自身のミクシィに掲載したコメントを読み上げ「(HOH主宰の)倉渕透、守谷香(=元TOSHI夫人)には、人をだましてお金を取り生活することをやめ、すべての被害にあった方々に心から詫びてほしい」と呼びかけると同時に、自身も債権者へ改めて謝罪の念を示した。離婚に伴う慰謝料の申し立てには「検討している最中」とし、HOHに対して「今は権利はないですが、いずれ、クリアな形にして公の場で伝えられるように準備していきたい」と訴訟を起こす姿勢ものぞかせた。
現在の生活はレコーディング作業を中心に、バンドメンバーのYOSHIKIらに支援してもらって生活を乗り切っているといい「かけがえのないものがあるなと感じられたことが一番。前を向いて、スッキリ、爽やかな気持ちを感じながら日々暮らしてます」。母親とも昔の関係に戻り「心の再会ができています」と笑みを見せた。書籍は海外レコーディングの合間をぬって進め、TOSHIが自己破産していることから印税問題など慎重に考慮していくとのこと。
TOSHI|TOSHI with T-EARTH|X(X JAPAN)
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2010/04/23