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　俳優の渡辺徹が24日、東京・新国立劇場で27日（火）より上演される舞台『ヘンリー六世』の公開稽古後、報道陣の取材に応じた。役作りのために昨年末から減量を敢行し一時は14キロ減に成功するも、反動で今年7月の製作会見時は逆に1キロ増。9月末の稽古時も変化なく「明日からしま〜す」とお気楽な返答。この日も「3ヶ月で3キロ痩せた」としたが、直前で「1キロ増えたので結果的には2キロ痩せました」と報告。本番が近づき「（共演者同士で）食事にいく時間もない」と遂に本腰を入れた。

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　そんな渡辺だけでなく、乙女ジャンヌを演じるソニンも役柄に合わせて髪を自ら60センチ程度バッサリ。ショートカット姿で「6年間伸ばしてきただけに…泣きました」というところまでは良かったが、同時にその髪を真空パックに入れ冷凍保存していることも明かし「いつかは自前でウィッグにしたい！」と意外な活用法を披露した。

　14歳の王妃・マーガレットから演じる中嶋朋子は、幅広い年齢を演じ分けることから「ハードルが高い！ でも、やりがいはありますね」と意気込み、岡本健一も「放送禁止になる残酷な役をやっているので、劇場へ足を運んで観て頂きたいですね」とアピールしていた。会見には浦井健治も出席した。

　全3部作で構成され、通しでの上演時間が9時間、休憩を含めると11時間に及ぶ壮大な舞台となる同作。3部作での一挙上演は世界的にも機会が少なく、大きな注目を集めるシェイクスピア史劇の超大作『ヘンリー六世』は、27日より11月23日（月・祝）まで東京・新国立劇場中劇場で上演。


　ソニン