■どんな音楽も歌えて、自分スタイルにする。それが“ポップスター”
藤井フミヤは紛れもないポップスターだ。その時一番ホットで、注目されている音楽、サウンドを作品に次々と取り入れ、それを“フミヤのメロディ”と融合させる。そしてどんな種類の歌も歌いこなせる、抜群のボーカル力が最大の魅力だ。もちろんソングライターとしての才能は言わずもがなであるが、この、どんな歌でも歌える、そしてどんな歌でも自分スタイルにしてしまうところが、彼がポップスターといわれる所以だ。
昨年デビュー25周年&ソロ15周年を迎え、常に挑戦し続けてい藤井が取り組んだのは初のコラボアルバム『F’s KITCHEN』だ。槇原敬之、奥田民生、ゴスペラーズ、常田真太郎(スキマスイッチ)、横山剣(クレイジーケンバンド)、財津和夫らが楽曲提供のみならず共作、演奏・コーラスに参加し、藤井のこれまでのキャリアの中にはなかった新しい世界観を構築した。やはり、ソングライターとしてそしてシンガーとしてこのアルバム制作は大いに刺激になったのではないだろうか。
デビュー25周年、そしてソロとして15周年、しかもミュージックシーンのトップを常に走り続けていることは本当に素晴らしいと思う。もちろん本人が相当努力をしてきたに違いないが、きっと“刺激”を求め、これまで様々なことにチャレンジし続けてきたことが大きい。その最高の刺激がやはり、世代やジャンルを飛び越えたアーティスト達とのコラボ、才能と才能のぶつかりあいなんだろう。
『F’s KITCHEN』で大いに刺激を受けた藤井が取り組んだのは、更なる刺激を求めてのコラボアルバム『F’s シネマ』(9/30発売)だ。今回のラインナップは、前作に続いて奥田民生、河野丈洋(GOING UNDER GROUND)、和田唱(TRICERATOPS)とガップリ四つに組み、さらに斉藤和義、馬場俊英、The Birtday、石野卓球(電気グルーヴ)、SEAMO、YO-KING、GLAYのHISASHI&TAKURO、MONKEY MAJIK、河口恭吾と、本当に独特のカラーと“リズム”を持ったアーティストばかりだ。
そのアーティストのコトバとメロディ、そして人間性から作り出されるその人だけの“リズム”。それぞれのアーティストの “リズム”を最大限に生かしつつも、やはり聴き終わった後に感じるのは、残るのは藤井フミヤの“リズム”だ。
改めてシンガー・藤井フミヤの底力を感じさせられた。新しいシンガーは次々と出てくるが、「さてオレを超えられるかな?」という藤井からの挑戦状にも思える。これまでのキャリアから醸し出される余裕と、しっかりと作り上げられた“ブランド”が一枚を通して感じることができる。まさに圧倒的存在感だ。
さすがポップスターである。
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
藤井フミヤは紛れもないポップスターだ。その時一番ホットで、注目されている音楽、サウンドを作品に次々と取り入れ、それを“フミヤのメロディ”と融合させる。そしてどんな種類の歌も歌いこなせる、抜群のボーカル力が最大の魅力だ。もちろんソングライターとしての才能は言わずもがなであるが、この、どんな歌でも歌える、そしてどんな歌でも自分スタイルにしてしまうところが、彼がポップスターといわれる所以だ。
昨年デビュー25周年&ソロ15周年を迎え、常に挑戦し続けてい藤井が取り組んだのは初のコラボアルバム『F’s KITCHEN』だ。槇原敬之、奥田民生、ゴスペラーズ、常田真太郎(スキマスイッチ)、横山剣(クレイジーケンバンド)、財津和夫らが楽曲提供のみならず共作、演奏・コーラスに参加し、藤井のこれまでのキャリアの中にはなかった新しい世界観を構築した。やはり、ソングライターとしてそしてシンガーとしてこのアルバム制作は大いに刺激になったのではないだろうか。
デビュー25周年、そしてソロとして15周年、しかもミュージックシーンのトップを常に走り続けていることは本当に素晴らしいと思う。もちろん本人が相当努力をしてきたに違いないが、きっと“刺激”を求め、これまで様々なことにチャレンジし続けてきたことが大きい。その最高の刺激がやはり、世代やジャンルを飛び越えたアーティスト達とのコラボ、才能と才能のぶつかりあいなんだろう。
『F’s KITCHEN』で大いに刺激を受けた藤井が取り組んだのは、更なる刺激を求めてのコラボアルバム『F’s シネマ』(9/30発売)だ。今回のラインナップは、前作に続いて奥田民生、河野丈洋(GOING UNDER GROUND)、和田唱(TRICERATOPS)とガップリ四つに組み、さらに斉藤和義、馬場俊英、The Birtday、石野卓球(電気グルーヴ)、SEAMO、YO-KING、GLAYのHISASHI&TAKURO、MONKEY MAJIK、河口恭吾と、本当に独特のカラーと“リズム”を持ったアーティストばかりだ。
そのアーティストのコトバとメロディ、そして人間性から作り出されるその人だけの“リズム”。それぞれのアーティストの “リズム”を最大限に生かしつつも、やはり聴き終わった後に感じるのは、残るのは藤井フミヤの“リズム”だ。
改めてシンガー・藤井フミヤの底力を感じさせられた。新しいシンガーは次々と出てくるが、「さてオレを超えられるかな?」という藤井からの挑戦状にも思える。これまでのキャリアから醸し出される余裕と、しっかりと作り上げられた“ブランド”が一枚を通して感じることができる。まさに圧倒的存在感だ。
さすがポップスターである。
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2009/09/24