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　女優の松たか子が20日、都内スタジオで主演ミュージカル『ジェーン・エア』の公開稽古を行った。ラブストーリーの同作にちなみ、愛されていると感じる瞬間について「家に帰ってきて、まだ相手が帰ってないときにスリッパが揃えられているとき、愛だなぁって感じる」と順調な夫婦関係をうかがわせた。

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　19世紀のイギリスを舞台に身分の違いに苦しんだ末、婚約した2人がさらなる困難に立ち向かっていく“珠玉の愛”をテーマにした同作。2000年から米・ブロードウェイでロングラン上演され、今回再び脚本・作詞・演出をジョン・ケアード氏が手がけて新たな演出により日本で初上演される。

　自身初のミュージカル単独主演を務める松は、改めて意気込みを問われるも「それはいいです……」と謙そん気味で「客席に座ってもらわないとわからない感覚もありますから」と芝居に打ち込んだ。

　そんな稽古場での松に、以前から舞台で共演経験もある相手役の俳優・橋本さとしは「立ち姿が好き。ものすごい女優なのに、存在感が薄くてナチュラルなところがすごい。（それでいて）舞台に出たときのエネルギーがすごい」と絶賛していた。

　ミュージカル『ジェーン・エア』は9月2日（水）〜29日（火）に、東京・日生劇場で上演。


　松たか子