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　　俳優の織田裕二が24日、主演映画『アマルフィ 女神の報酬』（西谷弘監督）の完成披露試写会に出席した。織田は、共演した女優・天海祐希が完成した作品を見ながら「涙を流されていて、ドッキリした」と明かすとともに、「数々の無謀な挑戦があって、数々の奇跡にめぐり合った作品」と、その出来栄えを自信たっぷりに語った。

　織田と天海、共演の戸田恵梨香、西谷監督の4人は、この日正午より大阪市内で舞台あいさつを行い、その足で新幹線に飛び乗って東京・六本木の会場に駆けつけるという強行軍。東京の舞台あいさつには佐藤浩市、伊藤淳史、佐野史郎も登壇した。

　天海が「（劇中の）自分に嫉妬するくらい、素敵な男性に囲まれてうれしかったです」とコメントすると、壇上の織田や佐藤ら男性キャストはそろって照れ笑い。また撮影中、イタリアで新年を迎えた時に「天海さんが作ってくれたお雑煮がおいしかった」というエピソードが佐野の口から飛び出し、会場が沸いた。

　佐藤は、プロデューサーらから口止めされていた「オールイタリアロケと言っているが、実は1カットだけ、リテイクを日本で撮っている」という裏話を披露。織田も観光客でごった返すローマ・スペイン広場で、車に轢かれるシーンをスタントなしに演じたことなどを嬉しそうに振り返っていた。

　同作は、ミステリー作家の真保裕一氏が書き下ろしたオリジナル原作をもとにしたサスペンス映画で、イタリアを舞台に日本人少女誘拐事件に遭遇した、織田裕二扮する外交官の活躍を描く。タイトルの“アマルフィ”は、世界遺産にも登録されている美しい海岸線を有するイタリアの都市。7月18日(土)より全国公開。

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　織田裕二｜UZ