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　今夏公開のフルCGアニメ映画『アイス エイジ3/ティラノのおとしもの』の日本語吹き替え声優によるマスコミ向けイベントが25日、東京・上野の国立科学博物館で行われ、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光、俳優の竹中直人、タレントで声優の山寺宏一が出演した。同作品でシリーズ3度目となる共演に太田は「僕ら3人は闘争心の塊でね。羞恥心に対抗して“闘争心”というユニットでデビューしようかと思っているんですよ」と明らかにその場の思いつきであろう発言で会場の笑いを誘った。

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　同作は氷河期（アイス・エイジ）を舞台に、主人公・マンモスのマニー（山寺）とナマケモノのシド（太田）、サーベルタイガーのディエゴ（竹中）のデコボコトリオが繰り広げる冒険をフルCGで描いた『アイス エイジ』シリーズ最新作。氷河の真下に広がる恐竜ワールドでティラノサウルスの卵を拾ったことによって、謎の恐竜と対決するストーリーにちなんで、この日のイベントには世界初のリアルな大型二足歩行恐竜“ヤングアロスルス”も乱入して、作品をPRした。

　前2作に続いての声の出演に、竹中が「最初は2000kmくらい離れていた3人が、だんだん近づいて、今は10cmくらいになっているんじゃないでしょうかね」とボケると、太田が「それ、実際の立ち位置じゃないですか」と突っ込み、息の合ったところをみせたかと思えば、太田の下ネタ暴走トークに竹中が「TPOを考えろ。しばらく黙っていろ」と一喝するなど、終始とりとめのないやりとりを見せ、会場を笑わせた。

　その挙句に飛び出したのが前述の「ユニット結成」発言。「売れるかどうかは（島田）紳助さん次第」（太田）とオチをつけたが、その裏には相方の田中に対する太田の“闘争心”もチラリ。田中が吹き替え版に出演したディズニー＆ピクサー映画『モンスターズ・インク』（2002年）が、東京ディズニーランドのアトラクションにまでなったことが気になる様子で、「ディズニー＆ピクサーをギャフンと言わせたい」と息巻き、「田中は今、役者づいて、天狗になっている。キムタクと友達だって、偉そうにしていますよ」と“嫉妬心”ものぞかせていた。

　映画『アイス エイジ3/ティラノのおとしもの』は7月25日より全国公開。


　かいけつゾロリ（山寺宏一）