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　俳優の織田裕二が30日、都内で主演映画『アマルフィ 女神の報酬』の製作報告会見に共演者の天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市らと共に出席。在イタリア日本大使館外交官・黒田康作を演じる織田は「可能性を感じるキャラ。今後『観たい』とか『やれ』とか言われたらやりたいですね」と、早くもシリーズ化に意欲をみせた。また公開に先駆け、本編の序章作品となる『アマルフィ ビギンズ』がNTTドコモの『ドコモ動画』で無料配信されることも発表された。

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　フジテレビ開局50周年記念作にして、邦画初のオールイタリアロケを敢行した同映画に織田は「西谷（弘）監督から“お前の目力を抜け”と言われた。やわらかさを出してくれと言われ、一から取り組んだ」と外交官・黒田役に役者としての新境地を見出したことを報告。「イタリア語が多い」と苦労もあったようだが「可能性を感じるキャラ」と手応えを掴んでいた。

　また黒田がローマに着任する本作から、24時間前の模様を描いた序章作について織田は「おまけではない。何か新しいものを生み出そうとする力って独特の緊張感がある」と映画連動での携帯動画配信という新しい試みに興奮を隠せない様子。「映画が“表黒田”とするならば、裏の顔がある」と本編との相違点を見所に挙げた。

　日本人少女の失踪からイタリア大規模連鎖テロに発展する事件の犯人グループと外交官・黒田を中心に繰り広げられるサスペンス映画『アマルフィ 女神の報酬』は7月18日より公開。また、『ドコモ動画』で展開される『アマルフィ ビギンズ』（全5話）の第1話は、6月5日より順次無料配信される。


　織田裕二｜UZ