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　落語家・林家いっ平改め二代目林家三平の襲名披露パーティが12日（木）、都内のホテルで行われ、いっ平の兄・林家正蔵をはじめ、姉で歌手の泰葉や俳優の峰竜太・海老名美どり夫妻など、およそ800人の関係者が会場に訪れた。終了後には母・香葉子さんをはじめ海老名ファミリー6人が勢揃いして会見が行われたが、泰葉はいつもの“お騒がせキャラ”は封印。いっ平に向けて「精進して欲しい」とコメントし、最後には不協和音が報じられていた香葉子さんとも和解を果たした。

　2005年に盛大に行われた“正蔵襲名披露”以来、4年ぶりに一家が集合するきっかけとなったパーティの主役・いっ平から、直接電話やメールで今回の出席を懇願されたという泰葉は、弟の晴れ舞台に水を差さないようにとこの日は終始控えめ。会見冒頭に香葉子さんが「今日は泰葉もいるんですか？」と冗談を口にするほどだった。

　「皆と会ったのはすごい久しぶりなんです。（いっ平が）こんなに立派になるなんて思わなかった。皆さんのおかげです」と泰葉が丁寧に頭を下げる傍ら、正蔵は「弟2人にダメだしのメールを送る優しい姉貴」と語るなど、和やかな雰囲気で会見は行われた。

　泰葉はさらに「（離婚後に自ら勘当して欲しいと懇願した）母とこんなに早い時期にゆっくり会う時間を持てるなんて…“二代目三平”にお礼をいいたい」と優等生発言。その一方、この日は仕事を理由にパーティを欠席した元夫・春風亭小朝とは「連絡は何も取っておりません」とした。

　泰葉の離婚問題をはじめ、何かと一家を巻き込んだ騒動が続いていた香葉子さんも、時折ハンカチを目に当てながら「仲が良かったり、喧嘩もしたりするが、いざとなれば家族はひと塊になれる。（泰葉の）勘当だって、私は“感動して欲しい”と思っていた」と、これまでのいきさつを水に流したことを強調。

　また、泰葉とは“犬猿の仲”とされ、久々に公の場に出てきた姉・美どりも「父（初代三平）は皆を心配していたと思いますよ」と穏やかに語り、今回行われた家族の一大イベントをきっかけとして、お家騒動が収束の様相を見せたことに胸をなでおろしていた。

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