9つの各章のタイトルは、それぞれ花の名前が冠されている。エーデルワイス( 薄雪草)、ダリア、ヒヤシンス、デイジー、ミモザ、リリー、カーネーション、パンジー、サンフラワー。9つの花に託されたのは、それぞれ秘密を抱えた9人の人間。
その9人の登場人物は、ロリコン、ニンフォマニア( 女子色情症)、二次元コンプレックス、マザコン、ホモセクシャルなどなど、一般的には理解されない性的なマイノリティだ。
自分自身に正直で素直であるが故に、哀しい出来事に遭遇する彼ら。しかしどんな目にあっても、花は咲き、そして、いったん枯れようが、密かに花は咲き続けていく……。たとえ人は変態と言おうとも……。
そんな人間の哀しみ、楽しみ、喜びに光を当て、深く表現した小説集。奇才・前田健の処女小説に期待が集まる。『それでも花は咲いていく』は幻冬舎より、3月19日発売予定(四六判ハードカバー・264頁・定価未定)。
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2009/01/27