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【編集長の目っ!】新人、新進アーティストが大豊作だった2008年

■「着うたヒットからのブレイク」「アンサーソング」「feat.(フィーチャリング)」がキーワードの2008年の音楽シーン……その主人公は?

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 「オリコン年間ランキング」も発表され、いよいよ年が押し迫ってきたことを実感するが、年間ランキングを見ながら改めて今年の音楽シーンを振り返ってみると、非常に"フレッシュ"なイメージ、感覚が余韻として残っている。新人、新進のアーティストが大活躍したということで、音楽シーンの未来を明るくしてくれる多くの才能が開花、また、新しい芽が出てきたという状況だ。

 今年の音楽シーンのヒットキーワードとしてよく出てくるのが、「着うたヒットからのブレイク」「アンサーソング」「feat.(フィーチャリング)」だ。そのさきがけとなったのが、年明け早々に飛び出した青山テルマ feat.SoulJa「そばにいるね」だ。この作品は昨年9月に発売されたSoulJa「ここにいるよfeat.青山テルマ」のアンサーソングで、上半期CDランキング1位に輝き、45.6万枚を売上げて、年間ランキングでも堂々7位にランクインした。黒人演歌歌手として一躍注目の的となったジェロのデビューシングル「海雪」も、着うたヒットが、CDの初動売上げが演歌として異例の3,5万枚という数字につながり、約26万枚のヒットとなり見事「紅白歌合戦」への初出場も果たした。アーティストが顔を見せないことで話題を集めているGReeeeNの「キセキ」が49.3万枚を売上げ、年間ランキングの4位に入ってきた。彼らはアルバム『あっ、ども。おひさしぶりです』も約78万枚を売上げ、10位にランクインしている。

 そしてクイズ番組から飛び出したユニット羞恥心も今年のシーンを語る上では欠かせない存在だ。デビューシングル「羞恥心」が47.2万枚を売上げ5位に入るという活躍で、12/22付のシングルランキングでは「弱虫サンタ」が悲願の1位獲得となった。その他にもPerfumeの大ブレイク、キマグレンSuperflyは週間アルバムランキングで1位を獲得、エイベックスの新人GIRL NEXT DOORはシングルが3作連続3位と健闘し、「紅白歌合戦」への初出場のキップを手にした。

 個人的には清水翔太のブレイクが印象的だった。次代を担う男性ソロボーカリストの登場は鮮烈だった。米・アポロシアターで絶賛されたというその歌声は、デビュー曲「HOME」でそのベールを脱ぎ、同曲は約12.8万枚を売上げ、年間ランキングの50位にランクインしている。11月に発売した1stアルバム『Umbrella』も10万枚目前と、今年の新人の中でもその活躍は際立っていた。ティーンから圧倒的な支持を得ている加藤ミリヤは、ベスト盤『BEST DISTNY』で初の1位を獲得し、またひとつ上のステージに上がった感がある。

 flumpoolの登場もインパクトがあった。配信限定シングル「花になれ」がTVCMで大量OAされ、デビューアルバム『Unreal』は現在約19万枚のヒットになっている。JUJUの「素直になれたらJUJUfeat.Spontania」は着うた、着うたフルランキングで現在も上位にランクインしているが、CDも11月26日に発売され6位に初登場し、現在も数字を伸ばし続けている。9月に発売されたLil’B「キミに歌ったラブソング」も同じく着うた、着うたフルから火が点き、ティーンから人気を集め最高位8位・約2、7万枚のヒットとなった。

 スケールの大きさを感じる福原美穂にも注目したい。その圧倒的なボーカル力は、これからを予感させてくれる。制服でロックをかき鳴らす、女子4人組バンドSCANDALのデビューも強烈だった。ルックス良し、演奏良しで、ライヴが楽しみなバンドだ。来年はまたどんな新人が飛び出すか楽しみだが、今年の新人の2年目、そして今年芽が出た逸材が、どこまで輝きを増し活躍してくれるか、その楽しみは尽きない。


 青山テルマSoulJa羞恥心PerfumeキマグレンSuperflyGIRL NEXT DOOR ジェロ

年間ランキング特集『2008年 オリコン年間ランキング大発表!』

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