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　女優の中谷美紀が11日（土）、都内で主演映画『しあわせのかおり』の初日舞台挨拶を共演者の藤竜也、田中圭らと行った。この日のためにあしらったひざ上20cm以上のミニのセクシーチャイナ服姿で現れた中谷は、田中に「中谷さんのチャイナドレスで男性陣は笑顔になってると思いますが、僕も笑顔です」と言わしめるほどの魅惑全快の美脚を披露した。

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　小さな中国料理店・小上海飯店を舞台に中谷演じる山下貴子が、料理人の王慶国（藤）と2人3脚で一人前の料理人を目指す同作。「台本をお風呂の中で読む癖がある」という中谷は「初めて読んだ時、号泣した。なんて温かい作品なんだと思った。真心こもった料理で救われたことが何度もあって、それを思い出した」と感慨深げに報告。同作をきっかけに「トマト玉子炒めがあっという間にできるので、急な来客が来た時も作れる」と、臨機応変に料理できるようになったことを嬉しそうに報告し「（舞台挨拶の後に）ぜひ中華料理店にいらして下さい」と観客に促していた。

　また会場には中国で古くから「長寿」「繁栄」を表す縁起物として重宝される巨大な桃饅頭が用意され、ヒットを祈願。取材陣の写真撮影中に8キロもある桃饅頭を持ち続けた田中は汗まみれになりながらもしっかりと支え続け、感嘆の声が上がっていた。

　同作は来年、フランスにて40館で公開されることも発表され、三原光尋監督は「ご縁があったら中国で、とか思っていたけれど、本当にビックリしました」と喜びを爆発させた。配給会社・東映によると他にも香港、中国、台湾、韓国からもオファーを受けている状態だという。