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再始動は神のみぞ知る!? 相次ぐ「活動休止」の背景

 先日のサザンオールスターズの“活動休止報道”をはじめ、最近では、活躍中のバンドの突然の“活動中止”を思わせる報告が相次いでいる。そんな中、日本では“レッチリ”の呼称で親しまれるアメリカの4人組バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズも、しばらくのバンド活動中止をメンバーと話し合ったという。ローリングストーン19日付の記事でボーカルのアンソニー・キーディスが発言していることが分かった。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 

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 最初はELLEGARDENだった。この5月2日、「モチベーションでメンバー間に差が出てきたため」として突然の活動休止を発表。9月上旬までのフェス出演などの予定までを節目に、当面はバンド活動を行わないという。続いて12日、今度はスポーツ紙の一面にサザンオールスターズの解散を示唆する記事が掲載され、翌週の19日にはこの夏の30周年ライヴ後に活動休止となることが発表された。

 また、同じく19日には、活動休止宣言とは若干趣を異にするものの、ラルク・アン・シエルが現在のツアー終了後は結成20周年を迎える2011年まではライヴを行なわないとの報道が。そして同時期には海の向こうでレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスが、「レッチリの活動に関して最低でも1年は何もしない。ただ生きて呼吸をして食べてそして新しいことを学ぶ」と、少なくとも1年間は活動しないことをバンド内で話し合ったと『ローリング・ストーン』誌上(rollingstone.com)で激白。5月は洋邦の大物バンドの活動休止宣言の当たり月(?)となった。

 そもそもバンドたるもの、長く続けるほどキャリアの途中に休止時期ができるもの。曲作り、レコーディング、プロモーション、そしてロング・ツアーというサイクルがくり返されればメンバー同士は家族よりも長い時間を共に過ごすことになり、その過程でクリエイティヴィティの低下、指向性の食い違い、バンドという看板/ブランドへのプレッシャーなどによる勤続疲労が生じるのもムリはない。休止だとかその間のソロ活動は、お互いの間に溜まったガスを抜くものとして必要なのだ。

 しかし一方で厄介に思うのは、この「活動休止」という表現、90年代以降においては解散とほぼ同義で使われるケースがあること。理由としては、おそらくファンへのショックをやわらげるためだと考えられるが、そうなるとニュアンスとして、のちの再活動にどの程度含みがあるのかが焦点となる。たとえば3年半の休止後の2004年に解散を発表したTHE YELLOW MONKEYについては、関係者間では当初から「限りなく解散に近そう」とささやかれていた。しかし今回のサザンについては、決して解散ではない旨が強調されている。

 ベテランの人気バンドとなればアルバムの発表が3年程度は空くもので、その間に休止状態になるのは珍しいことではない。それでもわざわざ世間に断って休止する、腰を据えて歩みを止めるのは、バンドがそれだけ根が深い状況にあることを示している。ファンとしては大きな目線で見守りたいところだが、それでも心に何らかの覚悟を準備せざるをえないのも事実。なにしろ休止後のバンドがちゃんと再始動するのかどうかは、当のメンバーたちにも、それこそ神様でないとわからないようなものだろうから。(青木 優)


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