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　昨年10月に公開され、興行収入25億円を記録する大ヒットになっていた映画『クローズZERO』。その続編となる映画『クローズZERO II（仮）』の製作が決定した。前作に続いて主演を務める小栗旬は、「今回はとことん思うがまま、自分にブレーキをかけずにやってやろうと思っています」と力強くコメントしている。

　累計発行部数3200万部、カリスマ的人気を誇るコミック『クローズ』を、三池崇史監督がオリジナルストーリーで実写映画化した『クローズZERO』。コミックで描かれることのなかったこのエピソードZEROは、原作ファンの20〜30代男性層のほか、豪華キャストたちのファンである20〜30代女性層など幅広く動員。一大旋風を巻き起こす、事前の予想以上の大ヒットとなったことは記憶に新しい。

　そんな同作の続編は、同じく三池監督と小栗の主演で製作される。前作を思い入れの深い作品とする小栗は、「源治という役をもう一度演じることができるのは、役者としてすごく幸せなことだと思います。実は、前回はやりすぎちゃいけないと思って、意識的にセーブしていた部分があるんです。今回は120％出し切りたい」と熱いメッセージを寄せる。さらに、「強さに説得力を持たせられる肉体を作る」とし、7月のクランクインに向けて、現在、カラダ作りに取り組んでいる。「前作以上に、ゴツく太くなってやろうと思っています」

　一方、三池監督は「IIは加速させる。信じられないくらい加速させる」と続編に向けてコメント。ファンからの熱い声援が集まっている『クローズZERO II（仮）』だが、スタッフ、キャストの思いも熱い。2009年の公開が待ち遠しい。