ギタリストの布袋寅泰が4日（金）、かつて自身が在籍したロックバンドについて「今でもBOφWYが日本一のバンドだと信じています。そして今でも指先がすべての曲を覚えています」と、今月1日（火）に開設させたばかりの公式ブログ『BEAT主義日記』で今なお指先に残るBOφWYへの熱き想いを綴った。

　伝説と化したBOΦWYの解散ライブ“LAST GIGS”の完全版『“LAST GIGS”COMPLETE』のCDとDVDが今日5日（土）に発売。その前日にサンプル盤を観賞したようで「観れば身も心も時空を越えて、あの夜あの時あの瞬間にワープしてしまう」とかつてのステージに思いを馳せ、「俺たちなぜこうなっちゃったんだろう？」と「画面の中のヒムロックに、つい問いかけてしまう」と胸中を明かした。

　当時の模様を「群馬の田舎から日本一を夢見て上京し、全国の小さなライブハウスをハイエースでまわり、飯が食えなくても、服が買えなくても、心はいつも誰よりも輝いてた...」と回想。「まぎれもなく俺たちの次のステップへの「スタート」だったし、ロックンロール・ハイスクールを卒業し、新たな目標に向かって歩き出す社会人一年生のような気持ちだったかもしれない」とバンドの解散についても改めて言及した。

　さらにバンド解散直後は「BOφWYが自分にとっての最大のライバルだった」、そして「ヒムロックには負けないぞ！という気負いが常にあったと思う」と過去の自分、“戦友”氷室京介への本音を告白。「これからもこの偉大なロックンロールバンドのギタリストであったことを誇りに思い、腕を磨き、ハートを磨き、自分を磨いていかねばならない、と思っています」と過去を受け止めた上で前に進む姿勢を見せ「今でもBOφWYが日本一のバンドだと信じています。そして今でも指先がすべての曲を覚えています」と万感の想いを吐露している。

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