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　東国原英夫宮崎県知事が2日（日）、都内で行われたビートたけしが審査委員長を務める『第17回東京スポーツ映画大賞』『第8回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式に出席。“ぶってぶって姫”で政界を沸かせた特別賞受賞の姫井由美子参議院議員に対し、昨年の同受賞者としてプレゼンターを任された東国原知事は「来年は話題賞が欲しいので、姫井さんとの不倫を考えた」とブラックジョークで会場を沸かせた。

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　たけしの毒舌トークが随所に光る事で有名な同賞で、弟子の東国原知事のトークも冴えた。今年、松本人志が受賞した話題賞を狙うために「姫井さんとの不倫を考えた。でも、ぶつ趣味がないので」と爆笑を誘うも、宮崎県のPRも絡めると、たけしが靴底でツッコミを入れ、たけし軍団時を彷彿とさせる一幕もあった。また、たけしは姫井議員の選考に「裏表がない。政治家としてお見事。こうやってちゃんと前に出てきて答えるのは潔い」と評価理由を語った。

　なお、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で主演男優賞を受賞したオダギリジョーについて、たけしが「役者というのは（自分が光るために他の役者を）潰しにかかるのは間違いないもの。それが顕著に出ているのが（母親役演じた）樹木希林。でもそれに屈しなかったのがオダギリジョー」と評価。「こんなに毒があって、ユニークな賞は初めて」というオダギリは「実際はそうじゃないです。かわいがってもらったんで」とフォローを入れていた。