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石川遼選手、最年少プロ転向会見に報道陣300人

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 国内ツアー史上最年少優勝を果たした男子ゴルフ界のホープ・石川遼選手(杉並学院)が10日(木)、都内のホテルで会見を開き、「前例の無いなかで、どこまでやっていけるのか。マスターズという大きな舞台での優勝という夢を叶える近道としてプロ転向を決意しました」と、今季からのプロ転向を宣言した。16歳3ヶ月という史上最年少プロゴルファーになった“ハニカミ王子”の晴れ舞台を収めようと、この日も120坪の会見場にテレビカメラ30台、スチール50台、報道陣300人が集結。06年末の陣内・紀香の結婚会見の250人を上回る大フィーバーとなった。

石川遼と父・勝美さん 

石川遼と父・勝美さん 

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 午後2時から始まった会見には、石川選手のほか父・勝美さん、所属する杉並学院の岩本校長ら3人が同席。勝美さんも息子の門出に時折笑顔を見せながら「自分の計画より、相当前に彼は進んでいる。今後は、話し合いの上で私以外のコーチが必要になることもあるかと思います」と急激な成長と飛躍を喜んだ。現役高校生の石川選手も「勉強とゴルフを両立させたい。小さな妹や弟は報道を見て『(プロ転向後の契約金などが)2億円、10億円って凄い!』って言ってくれる(笑)。僕も、そんな素直な気持ちでやっていきたい」と抱負を述べた。

 プロアマトーナメント、社会貢献など表舞台での責務が伴うプロ転向には、当初現役男子プロゴルファーから反対の声もあったが、石川選手は「1人の社会人、プロとして今のところ不安はない。呼び名? 変える必要はないでしょ!」とあくまでマイペースで勝負していくことを語った。女子プロゴルフ界には、同じくアマチュアで活躍後プロ転向したミシェル・ウィーがいるが「選手は頑張っている。自分が頑張れば、応援してくれる方は支えてくれると思っている」と真剣な表情で率直な思いを話していた。

 プロに転向することで、ツアー賞金が獲得できるだけでなく、用具メーカーをはじめとするスポンサーからの支援金が見込めるなど、取り巻く状況が一変する。勝美さんは「まだ正式契約には至っていない」としながらも、すでに数多くのメーカーが接触してきたことを認め、一説には数億円ともいわれる巨額マネーが動く可能性もある。ちなみに会見で使用された会場は、主催する日本ゴルフツアー機構が手配したが、2時間で最低46万円という会場代は「石川家が払います。遼くんの出世払い? いやいや、速やかに払ってもらうよ」(主催関係者)と早速、思わぬ“プロの洗礼”を浴びる形となった。

 プロ初戦は、来月5日に豪州シドニーで行われる全英オープン豪州予選の予定。昨季の優勝で09年シーズンまでの国内ツアー出場資格を持っているが、高校選手権などのアマチュア大会へは参加できなくなる。

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関連写真

  • 石川遼と父・勝美さん 
  • 会場には300人もの報道陣が集まった 
  • 笑顔でピースする石川遼 
  • 石川遼 
  • 会見では、後半にハニカむ姿も 
  • 最後は報道陣の要望でスイングポーズもとった 

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