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　『第58回NHK紅白歌合戦』で16年ぶり2度目の紅白出場を果たすシンガー・ソングライターの槇原敬之が30日（日）、東京・渋谷のNHKホールで最終リハーサルを行った。リハタイミングで小林幸子の万華鏡をイメージした巨大な衣装を目の当たりにした槇原は「もうスピルバーグの世界！」と絶賛し「誰もが楽しめる物を作らなければと、勉強になる」と興奮気味に語った。

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　初出場時と今を比べ「その当時は紅白に出たという気がなかった。でも今は実感している」と感慨深げに語った槇原は、採点前のエンディングで全員で歌う「世界に一つだけの花」（槇原作詞作曲）について「SMAPの声が聴けて、本物が聴けちゃったと思った。こういう場でSMAPと一緒なんてありがたい」と声を高くして喜んだ。リハーサルではSMAPの木村拓哉とハモるシーンもあり、本番での共演が注目される。

　小林は総重量2トン、高さ8m、全幅15mの紅白過去最大の衣装をこの日初お披露目。槇原は「感動しちゃって。僕はスーツで地味なんで」と苦笑いで「今年1年は元気に楽しく過ごせた年」と振り返り、「気持ち的に初心に返りたいと思う」と紅白への意気込みを語っていた。

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